事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

楊令伝読本

2016-07-25 21:24:22 | 本と雑誌
吹毛剣」何と本編15冊勢いで読み終わっちゃったのである、途中でゴチャゴチャになったとこも誰が死んだか忘れちゃったとこもあるけどともかくも・・・・・

ここで終わるかよー、うま過ぎだろ、ヒキが・・・・・すぐにも次買いたくなるじゃないか、だがないんだよな、電子版どころか文庫も、完結してるんだからハードカバーを買って買えんことはないのかもわからんけど、でもそらやらんぜ、これ以上床を抜く危険を冒すわけにはいかんし

言いたいこと数あれどここでは一つだけ
読者との質疑応答が載ってる、作者のいわく、メンバーが次々死ぬとわかったらたちまち「あのキャラを死なせないで」との助命嘆願が相次いだ
「嘆願が一番多かったのは誰ですか」
「林沖」
だろなあ、よくわかる、宋江の危機に只一騎駆けつけて「豹子頭林沖見参!!!」ってカッコよすぎだもんなあ・・・

だが元ネタの彼はその後高血圧で脳卒中になり(編集さんによると尿酸値上がりすぎて痛風になりとのことだけどいくら何でもそらないよな)、これも片腕を失って廃人になった(え、ホント?)武松に看取られて半年後に死ぬとのこと、みんなホントにそれでいいの?いいわけないんじゃない?

あらためて・・・だけどさ、私の林沖は冤罪で引っ立てられてしょーもない役人にいたぶられてるところを魯智深に助けられた、そんだけのキャラなんだ、何でこういうことになっちゃったのか、全くホントにナゾもいーとこなんだよな・・・・・・何でこうなったのか誰か教えてくんない?

アリスの悲しみ

2016-07-25 02:25:30 | 映画
アリスインワンダーランド」原題は「鏡の国のアリス」のハズなんだが元ネタとは何の関係もない前作(これ、書いといてよかったなあ)の続編だからこれでよいのかも・・・ってタイトルはともかく内容は全然よくない、アメちゃん的ディズニー的「政治的に正しい」オトギ話の典型かも、こういうのがいいというヒトにはいいんだろがな・・・

実を言えばチェシャ猫の子猫バージョンがカワユイというレビを見てそんじゃ見てみるかと行って来たんだし、行ってみたらミッドランドが豊田ビルを買収して2つになってたことを確認できたからそれはそれでよしなんだが、また早く着き過ぎたかと思ったら席は後3つになってて(上映回数少ない上に劇場小さい)それも正解ではあったんだが・・・小チェシャ猫をもうちょっとゆっくり鑑賞できたら多少評価上げてもよかったんだがね

どこがよくないかって?赤白の女王とハートのジャックをこんなふうにしか扱えんのかよ!!精神病院ってこんなとこかよ!!(19世紀だからしかたないとは言うものの)、その注射器は本気でアリスを殺す気か?!(ホントにさうなのかもしれんからコワい)、何をどうやってもオトギ話には悪役が必須と思い込んでるんだよな、テメエらは!!

ああ、日付変わっちゃったね、とりあえずアップ

追記-妄想オチはないだろというヤフレビがあったがそら誤解、周囲には妄想だと決め付けられるけど現実なのだ(妄想と現実の区別は意外にむつかしい一例・・・ってクドいよね、これ)、アリスはお母さんの協力で逃走し鏡の向こうへ戻って難事件を解決(私的にはいまいちながら)、その後現実世界もハッピーエンド、こっちはほとんど文句なし(政治的に)

もう一つ追記-前作から早6年、3Dテクちょっとは進歩したんだろか、両眼視ができんくなった私の知ったこっちゃないけどさ