9日訪問の丹沢表尾根縦走をようやく書き終わるところでの再訪。そんなに山が気に入ったのかとか山ガールとおいたしたいのか、まったくそういうことはなく、運動時間と運動量とを鑑みるに、最も効用が高いのが丹沢アゲインという結論での行動となったわけでして。そもそもは、伊豆大島一周40数キロ走りきるとか、箱根5区登りきるとかそういうのをやるつもりが、体力と時間との板ばさみにあってしょぼしょぼしょぼとスケールダウンしているかなしい現実と添い寝しているだけなんですよじっさい。それと、なんか左足首がまだ本調子ではないので、走るよりかは山歩くほうを選んだという事情もあり。
で、今回も保育園のお迎えにそそくさと行くというミッションがあるというか、ようはケツの時間がきまっとるわけで、やったことがないルートは全力で避けたい。なので、丹沢の塔ノ岳に登って、その先の丹沢山まで行って引き返すプランニング。さらに先の蛭ヶ岳まで行きたかったんですが、それはまたの機会に。まあ、丹沢縦走とかなってくるとまたSくんに声掛けするとしよう。
再度の渋沢レッツゴー。小田急渋沢からバスで大倉まで行くのは前回同様、ながら出発が家を出たのが若干遅くなってしまいかつ今回はバスの接続が悪く、スタートが9時半と一時間遅れとなってしまいました。
加えてこの天候。天気予報は問題なかったはずだし、ついさっき渋沢ではピーカンなのに、引きが悪かったか。
曇天模様どころか、歩行を始めてから10分もしないうちに降雨開始。しかも結構強めの雨降り。モンベルのハイドロパックつきリュックは雨用カバーまでついているスグレモノ。使うことなんかないだろうなと思っていましたが、結構お役立ちでほっとしたというか、そもそも山登ろうってのに、天気予報も大して確認せず、雨対策を何にもしとらせんってのは問題かと思われますが、たぶんこのひとは一度いたい目にあわないとわからないんだろうなくきっと。
しばらくして雨は収まったものの、あたりは霧まみれ。マヌーサかなんかかかったような視界の悪さ。いや、マヌーサなんてかけたこともかけられたこともないんですがね。このあたりで思うところがあり、丹沢山までは行かずに塔ノ岳での引き返しを決意。視界がよくない中未踏破ルートを単独で挑戦するのは場合によってはかえる時間に差しさわりがありそうという理由。それでも、概ね4時間くらいはやまを楽しめそうってのでそれはそれで悪くはないレベル。
雨降って足元もよくな、、、ってたしかに路面は石が多いところもあるんですが、そんなにオープンではないこともあってか、地面が滑りやすくなることもなく影響は軽微なもの。あとは前回と同じ景色をたどるのみ。今回は単独行なので、後輩のSくんに引っ張ってもらった前回よりもタイム落ちも十分ありうるのかなというわけで、目標はプラス10分で2時間30分あたりでのんびりいいくかね。まあのんびりも何も走るわけでもないしさ。
などと思ってると、スパルタ調教師がいたんだよほかにさ。このモスキート野郎め。
歩行とはいえ、すこしきつい登りになるといささか無酸素運動気味の強度まで上がるので、ときおり息が上がるわけですが、両膝に手をおいて深呼吸をするその瞬間。藪蚊が寄ってきて脚に止まるのがふた呼吸めのところで、ここまでおおむね5秒ほど。
ようは立ち止まって5秒も経つころには、keihさんの血をいただこうとする奴が吸血準備完了してしまうわけなんですよ。なので、立ち止まったところがズバリ絵にかいたようなマジで血を吸う5秒前状態でして。はい。渋谷はちょっと苦手だよもう36にもなるとさ。しかしあのヒロスエさんがまさか灰皿に以下自主規制。
とかなんとかいってるうちに塔ノ岳頂上到着。ここで、時間は2時間15分と前回よりまさかの5分短縮。まあ要因は、コース理解と登山順応に気温の大幅低下と、なによりもモスキートさんのスパルタ追い込みでしょうかね。はてしなくむかつくけどさ。
頂上で5分ほどぐるぐるとまわってののち補給なしで下山。天候と平日ということもあって、人は3組のみ。前回と違って疲労感は薄めってやっぱり2回目ってのは大きいと思う。しかし、何よりも残念なのはいわゆるいってこいコースの後半ってなんにも書くことがなくて。まあ足怪我しないように滑らないようにとかしかなくてさ。
そんなこんなでしたが、下山するのに1時間30分を超えてしまったのは少しばかり後悔の材料で、無事にゴールしたのが1時半過ぎ。まあおむかえも問題ないレベル。運動内容等は以下の通り。
Time3:53'47 Distance19.45km HR/AVR142 3505kcal
頂上徘徊が4分半ほどなので、塔ノ岳往復で3時間50分ってのが記録でしょうか。まあ普通の登山の人と比べるのも荷物面とかあるんであんまりアレですが、近いうちには往復3時間半でなんとかシメられればいうことないんですけどさ。うーん。