先般の途中リタイヤ(とはいえ18kmは走っているんですが)を受け、夏休み有効利用の一環で中5日での再チャレンジ、、、を目論むもまさかのスタート遅延。立川と青梅での接続も悪く、無駄に時間だけがすぎていくようなそんな気分に。もちろんこの日も、夕方の保育園お迎えがあるのであんまり長時間は難しいということで、まずは御岳から軍畑での高水三山のタイムを見てそれからハイキングロードをたどることにしましたが、御岳駅到着が10時40分を回っている遅さ。
近隣の二俣尾とか軍畑といった駅とは違いちゃんとした駅だ。
前回御岳駅で降りたときに、目の前にセブンがあるのを確認していたため、補給物の事前準備はなく下車してすぐの買い付けへ。改札を出た先には御岳山方面へのバス行列。どうでもいいけど、山のぼるのに11時以降のスタートとなるけど、、、まあまだ夏だからいいのかな。人様のことだしさ。そういった皆様を右目で流しながらセブンで水と氷を購入してセットアップ。とぼとぼと歩いて青梅線を越えて登山口から時計のボタンを押してスタート。
前回と同じ登りを、、、腰が背筋が痛いというか力が入らない。一週間前の疲労が抜けてない状態かこれは。腰に力が入らないせいで、まったく登れない。ふくらはぎとか痛いとかいうのは十分想定ができるところでしたが、これは厳しい。前回もそうですが、登りで走る気は毛頭ないながらも、とにかくガツガツ歩くことだけはやってきた(なので心拍も平気で170とかいってた)ので、それすらできないとなると何のために高い交通費払ってここまできたのか、という暗澹たる思いに落ちそうなところ。
なにぶんケチなkeihさんは、一回くるのに3000円!関内ひょうたんでの肉焼き1回分!と気持ちを奮い立たせ着々と歩を進めていきます。その甲斐あってか、近くに見えた青梅線も高度が増していくごとに徐々に視界から離れていき、周りは山林のみと移りかわるランドスケイプ。
余計なことを考えていると少しづつ腰のこともどこかいってしまってた気が、というか前回は山に入る前に4-5kmほど平坦な道を走るという助走があったからかも。いずれにせよ、背筋の弱体化は立ち向かわなければならない課題になりそうとかああだこうだ考えていると、惣岳山へ到着。ラップは55分ほどで、何とか1時間切れたかという所感。ボタンだけ押してそのまま岩茸石山へ向かいます。
石崖みたいなところの前には滑りやすい乾燥した木の根が這っており、今はいいものの、時期によっては危険極まりないなぁなんか考えながら崖を下りて先に進んで、途中こんな右半身が寒気を覚えるようなところも通りつつ、岩茸石山まで25分ほど。
頂上の景色は前回みたからいいやとばかり標識すらも見ずに、感覚だけで人がやってくるほうの尾根道へダイブ!
してちょっとしたところで妙に心配になってきた。なんか前回と感覚が異なる。このまま降りていいのか、いや戻るべきなのか。考えながらも足は止まらず下っていって、、、戻らずロストして後悔するなら戻って馬鹿だな俺と嘲るほうがどんなに楽か。踵を返して再度岩茸石山頂上へカムバック。
まあこんなの、鍵かかってないと家出てちょっとたって戻って確認するようなもんで大概間違ってはおらんのよ。そうはいっても自分で選んだ道だから仕方ない。岩茸石山頂上に戻ってきたところで8分と30秒ほどのロス。ばかたれが。
再度尾根道をたったか進んで高水山の常福院まで16分ほど。そんなに気落ちはないものの、もう少し走れるんじゃないかという手ごたえも正直あるわけで、まあ仕方ない。
常福院からは後は登山道を足ひねらないように下って(実は前回4回左足ひねったのが響いて左足首がミシミシ痛くかるく虎馬)、足場の悪いオープンな沢を落ち着いて降りていくだけ。余裕余裕と思っていたところでまさかの落とし穴。オープンが終わってくだりの右曲がりカーブがあるところでスタスタ降りてたところ大してスピードも出ていないのに曲がりきれず、二回転ほど左方向横に回っての転倒。道からは1mも落ちておらずまた、大して怪我はなくよかったんですが、左手首を打ち付けてしまいこのあと二三日左手から痺れが取れないという痛い目にあっちまいました。意識と体のリカバリと飛んだサンバイザーを取るのにおそらく2分ほどのロスか。
なんか最後の最後で気落ちするイベントが起こっちまいましたが、時計を見れば二時間半を目指せそうな雰囲気があるので、ちょっとがんばってみようかと転ばない程度にスピードアップしたダウンヒル。30分に1本しかない青梅線が目の前を走って行ったことも何も考えずめずらしくフィニッシュを意識したラストスパート。走れ走れ走れ………。
トータルスコアは2時間30分17秒と二時間半を少し超過。とはいえ、戻って無駄遣いの8分半とすべってころんであいたたたの2分強を合わせると、おおむね2時間20分で高水三山左回りのフィニッシュ。これはこれで持ちタイムということで心の自由帳に記しておこう。まあ達者な方はかるく二時間切るコースとかそういうことはあんまり考えずに、多少進歩したらまた挑んでみることにしようかね。青梅までのハイキングコースは行きたいけど、時間あんまりないんでまた今度にしよう。またも走破には至らず少し欠如したような達成感だし二回続けての挫折感もありますが、そう悪くはない。さあ、着替えて電車乗って、そうだ東青梅の以前行ったラーメン屋でも行くとしようか。
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おいスープがないってなんてことだこのやろう。なんだかさいごのさいごまでうまくいかんなガデム。