怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

2009 伊豆大島トライアスロン大会 バイク編

2009-06-11 00:31:22 | Un dou kai

浜に上陸後は去年のように立ちごけもなくトランジションエリアへランニング。左のふくらはぎの痛みもさほどではなく、また疲労感もそんなに大きくないのは正直気が楽なところ。自分のラックにて、ウェットスーツ脱いで、足ふいて靴下履いて、、、と一連の作業を全て行なってバイクスタートへ、ジャイアントくん右手にとことこと走ります。

計測エリアでの所要時間で4分半くらい、かな。大島は海岸から坂がある関係で少し時間かかるのは仕方ない。


バイクに乗って、ピンディングを落ち着いて装着して、40kmの旅路の開始。


バイクは10kmコースを4周回。行きは島の北東部海岸道路に沿ってのアップダウンでランのコースと同じ。帰りは、大島空港のそばをなめるように走った後は林木立の中を駆け抜けて戻ってくるルート。去年と一昨年とおんなじなんで、勘所は大丈夫。とにかく下りでスピードだして登りの分を稼ぐだけ。もう雨はやんでおり、あとは時折あるカーブでのスリップは気をつけないといけないあたりかな。


ところが、、、スピードが出ない。去年はアップダウンが続くあたりでも40km/h台がしばらく続いていたのに。メーター見ても20とかそこいら。ペダルを回せども一向に動きようがない。


そりゃそうだ。今日は北東の風6mなんだもん。


もろ逆風。DHバーの有無とかでぶなんで表面積で抵抗がとかそりゃそんなんあるかもしれませんが、この風に立ち向かえるほどのペダリングパワーはあいにく持ち合わせちゃあいない。ついつい力むと、ペダルを回すよりかは踏むような動きになってしまいます。加えて、タイヤの装着時にリアディレイラーのネジが少し曲がったのか、後ろのギアが滑る滑る。踏んでたらギアがとなりにガチャッとってのがなんども。

こういうのはさすがにギックリもちには厳しい。やっぱり体幹というか腹筋背筋がちゃんとして初めてペダルがうまく回せるんだなと実感。そんなことをこんなとこで実感してるようじゃまずく、しかも風邪でからだが本格的にだるい。正確に言うと、力が入らない。

なので、ずっと抜かれっぱなし。いつものことで、今回もそうだろうとは思っていましたが、さすがに滅入る。

周回の後半に入ると多少は楽にはなりますが、それでも腰がきつい。意識はしないんですがけっこううねりがある水面では背筋使うんだよなぁと思い返し、いつまで腰が持つのか心配しながらのペダリングとなってしまいます。


正直、たのしくない。


きついとか苦しいはしょうがないしいつものことだ。それに打ち勝ってタイム出してガッツポーズってのがひとつのゴール。でも、体の痛いのに耐えての行軍ってのは正直勘弁だ。


スイムの作戦成功で気をよくしたのが、ちょっとまずくなってきた。


木立の中を駆け抜けて、鋭角に曲がって二周目突入のところ、、、15mくらい前を走ってた選手が落車!よけながらも少し声をかけて通り抜けたところで、ラップ計測。


一周目 22'09


去年よりプラス4分とか。


トータルではなく、あくまで四分の一終わった時点で昨年比プラス4分。これから腰体調風向きなど良くなる芽は全くないことを考えると、この時点でバイクトータルで+20分。去年の総タイムが2時間46分ってことは今年は3時間をさくっとオーバーしてしまうことに。もうこの時点でそれは明白な事実となってしまうと、これまた気持ちは萎えていきます。

だいたい、レース運び失敗して血尿まで出た一昨年も3時間を余裕でオーバーしてたし、いろんなアゲンストがある今年がそうそううまくいくわきゃないって割り切ればいいものの、そうは考えがいかなくなる、と、。

上り坂が終わって傾斜変換になっても、ギアを重くして下りのGをすぐに生かそうとせずにだらっと降りてしまいますし、直線のケイデンスが7-80あたりだったとして、ギア一個下げてケイデンス上げようという思考がはたらかなかったり。

惰性だ。

これでは、勢力拡大してくる腰痛とのザ・ガマンマッチってやつをやるだけで、レースやる意味はない。


何度も、何度も、リタイヤしよう。、、、。いややっぱ続けよう。


この繰り返し。続けようという根性よりも惰性のほうが強いくらいなら、、、とも思ったりもしましたが、カーボショッツを一本服用して回ってきた二周目。


二周目 21'38


いける。なんだかんだで一周目より速い。周回に入るまで多少余分があるとはいっても10秒未満のレベル。ってことは、気持ちを落ち着かせてキープさせてペダルを回し続ければ、多分肉体精神とも崩壊なくバイクは終われそう。


三周目 22'34
四周目 23'29



といいながらも結局はタイム落ちして入るんですけど、それ以外はそんなに葛藤もトラブルもそんなになく、変わらず抜かれっぱなし。タイムは劣化してしまいましたが、何度も腰を伸ばしながら伸ばしながらっていう時間もあってのものなんで仕方ない。腰はしんどいながらも、たぶん走られないレベルの弱さではないはずなんで、最後のラン10kmもいけるはず。

ということで、気持ちを切り替えて再びトランジットへ。

コメント
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