■■【経営マガジン】 3月21日号 経営とコンサルティング
経営コンサルタント歴35年の経験から、
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【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p> | ||||||||||
政府:月例経済報告
政府:閣議、政策評価懇談会
政府日銀:QUICK短観、貿易統計、景気動向指数改定値、黒田総裁講演、経済懇談会
政府日銀:黒田総裁講演
春分の日 【 注 】 | |||||||||||
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【経営コンサルタントの独り言】 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。 | ||||||||||
■ 親父の小言<下> 2014/03/22 「江戸時代にあった"親父の小言"」というタイトルの、小泉吉永氏によりますNHKの番組を興味深く視聴しました。「親父の小言」と言うタイトルの本は、昭和版と嘉永板(板木を使った物なので「版」ではない)とがあります。前者が45カ条で、後者が81カ条です。 小泉氏は、内容の構成について分析しています。 氏の分類では、①の対人関係の心得が最も多く全体の2割を占めます。その三分の一は、老人、病人、困窮者、身寄りのない人など弱者に対するものです。この点は「小言」の大きな特徴です。 ②の家業・家政の心得が多いのは当時の教訓書の通例です。 ③の危機管理も家業・家政と関連しますが、特に、火事や天災に対する心構えは「小言」の強調点の一つです。 これらに対して、当時の教訓書では比較的比重が高い、⑥の修己・修身や、⑦の家族・家庭の心得が極端に少ない点が目立ちます。 これからわかりますように、「親父の小言」は、対人関係の箇条が際立っています。そこには、世間の人を「人様」と呼ぶ精神が息づいているように思います。 氏は、「小言」を読む時に、評論家の草柳大蔵さんの逸話を思い出すそうです。 石屋に生まれ育った草柳氏が、中学三年のある夏の日、これから銭湯へ行こうといいますのに、わざわざ父親が井戸端で行水をして、体を奇麗に拭いていたそうです。それを見た大蔵少年は、「銭湯へ行くのに、どうして体を拭くの。それは不合理じゃないの」と問うたそうです。 草柳氏の父親は「銭湯で着物を脱いで汗臭かったら、人様の迷惑だろうが!」と叱ったそうです。 私たち、現代人の多くの人が、中学三年の草柳氏と同じ発想になるのではないのでしょうか。 近年は、「人様」より「俺様」の時代になってしまっているのですね。 ■ 親父の小言<上> 2014/03/21 昨今では、「親父」の存在感が低下し、磯野家のお義父さんのような雷親父がいなくなりました。 そのような中で、「江戸時代にあった"親父の小言"」というタイトルのNHKの番組を見た方も多いでしょう。法政大学講師の小泉吉永氏の話を興味深く視聴しました。 「和本、江戸期教訓書、”親父の小ごと”」という、江戸末期嘉永5年(西暦1852年)の嘉永板がオークションに出されました。 「親父の小言」といいますと、「火は粗末にするな」「朝、機嫌をよくしろ」で始まるお馴染みの格言集を思い浮かべることが多いと思います。 この本は、昭和3年(1928)に書かれました。中味は45カ条で、福島県浪江町の大聖寺(2014年現在福島市内に避難中)のご先祖であります暁仙和尚が書いたものです。 それに対して、このほど紹介された江戸のものは、本文が全81カ条あり、末尾に教訓の和歌2首が添えられています。最後に「嘉永5年」の年号と「施主、神田住」、つまり、江戸神田の住人が施しの為に出版したことを示す記載があります。 本文冒頭は「火は粗末にするな」という聞き慣れた文句で始まります。小泉氏は、その類似点と違いについて話しています。 現代と江戸の「小言」の違いは、箇条数です。「子供の頭を打つな」「女房にだまされるな」「喧嘩をするな」など昭和版には欠落した箇条が数多くあります。81カ条には45カ条の内容が全て含まれています。 嘉永板の「恩はどうかして返せ」が、昭和版では「恩は遠くから隠せ」となっているように、文言や箇条配列の違いも散見されるようです。「かへせ」と「かくせ」は旧仮名遣いのくずし字では字形が似てくるため、転写や伝承の過程で変化した可能性もあります。 いずれにしろ、両者の構成比は大差ないようです。(親父の小言<下>へ続く) 【上記以前の最近の記事】 ←クリック | |||||||||||
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◆共同海外現地進出支援事業 中小企業・小規模事業者が共同グループを構築し、リスク・コストを低減し幅広い顧客ニーズに対応した形で行う共同海外現地進出に係る経費(委託調査費、旅費など)の一部を補助(補助上限2,000万円、補助率2/3) 2月10日~4月30日 詳細は 中小企業庁 新事業促進課 【お問い合わせ先】 全国商工会連合会 企業支援部 市場開拓支援課 03-6268ー0086 ◆販売力強化支援モデル事業 中小企業・小規模事業者の国内外への販路や販路開拓サービスを提供する民間企業等の取組に係る経費(設営費、広報費など)の一部を補助(補助上限2,500万円、補助率1/2) 2月10日~4月30日 詳細は 中小企業庁 新事業促進課 【お問い合わせ先】 全国商工会連合会 企業支援部 市場開拓支援課 03-6268ー0086 ◆平成25年度補正予算「取引環境改善型需要開拓支援事業(中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業)」の公募を開始しました 中小企業庁では、取引先事業所の閉鎖・縮小により売上減少が見込まれる中小企業・小規模事業者が実施する新たな取引先を開拓するために必要な市場調査や試作開発及び事業実施に必要な設備投資等に要する経費の一部を補助する事業の公募を開始しました。 [公募期間]3月14日(金)~ 随時受付 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140314torihiki.htm ◆商店街補助金における資金調達に関する周知について要請を行いました 中小企業庁では、平成26年3月12日付で、全国商店街振興組合連合会に対し、商店街補助金における資金調達に関する周知を図られるよう、要請を行いました。これは、株式会社商工組合中央金庫が、平成26年3月10日付の当庁からの商店街補助金における自己負担分に関する円滑化に向けての協力要請を受けて、平成26年3月11日付で「商店街支援補助金つなぎ資金制度」を創設したことに伴い、商店街に対する周知を要請するものです。 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2014/140312syoutengai.htm ◆産業機械/情報通信機器産業/鉄鋼産業等の10業種における下請適正取引等の推進のためのガイドラインを改訂しました 経済産業省では、「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法」が制定されたことを受け、産業機械/情報通信機器産業/鉄鋼産業等の10業種における下請適正取引等ガイドラインにおいて、消費税の転嫁に関する留意点等を追加する改訂をしました。 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140313shitaukeGL.htm ![]() ■東京:日本経営士協会会員限定 ―――■ 中級財務研修 第1回 事例演習 その1 中小企業の決算書を読む その1 【講師】 経営士・税理士 谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事) http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s ■目 的 経営コンサルタントがコンサルティング開始前に会社の概要を財務面から把握しその後の推移も財務面から把握できることを目的とします。 ■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます) 財務の基礎を理解する意欲ある人 ■日 時:平成26年4月2日(水) 19:00~20:45 ■会 場:日本経営士協会事務所 東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf ■受講料:出席当日お支払い下さい 日本経営士協会会員 5,000円/回 但し、知修塾または経営士塾塾員は 2,500円/回 ■問合せ:日本経営士協会 事務局 >> http://www.jmca.or.jp/toiawase/ ●詳細情報・受講申込み >> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai20140402.htm ![]() 北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州 ◆「中小会計要領フォーラム~事例からみる中小会計要領を活用した経営力強化の取り組み~」を開催します 中小企業庁では、中小企業の実態に即し、中小企業の経営者が容易に理解できる新しい会計ルールとして策定された「中小企業の会計に関する基本要領」(以下「中小会計要領」という。)の普及のために、中小会計要領を活用して諸課題を解決し、経営を良くした事例等を紹介するフォーラムを開催します。 <大阪会場> [日 時]3月7日(金)13:30~16:30 [場 所]大阪商工会議所(大阪市中央区) [定 員]200名(先着順、定員に達し次第締切り) <名古屋会場> [日 時]3月12日(水)13:30~16:30 [場 所]HOTELルブラ王山(名古屋市千種区) [定 員]200名(先着順、定員に達し次第締切り) <東京会場> [日 時]3月26日(水)13:30~16:30 [場 所]JA共済ビルカンファレンスホール(東京都千代田区) [定 員]300名(先着順、定員に達し次第締切り) いずれの会場も、参加費は無料 http://www.nikkansc.co.jp/seminar/kaikei2014/index.html |
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