ヴァイオリンとフルートのRio

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介護人材の適性

2016年02月19日 21時10分53秒 | その他
 「Sアミーユ川崎幸町」で入居者3名が次々に亡くなった事件への印象を述べて見ようと思います。

 今回の事件は特定の人物の犯行と言われますが、入居者の行動と介護者の適性にも遠因があったのではないかと思います。

 高齢者の場合、程度の差はあれ認知症の症状を示す方が少なからず居ます。私の家族が居る老人ホームではフロアによって認知症の方とそうでない方を分けていますが、私の家族は、当初、認知症の方の多いフロアの空き部屋に入居しました。

 個室は施錠しない習慣なので、他の入居者が勝手に出入りし、トイレを使用している際にも遠慮なくのぞきに来ます。また、身の回りの小物の位置を変えたり持ち出される事もあったとか。おかげで家族はノイローゼ気味になり、最終的には異なるフロアに移して貰ってようやく安堵しました。訪問する私も他の入居者から手をつかまれたり、怒鳴られたり、叩かれたりした事さえあります。

 介護する職員は専門的な知識も有り研修などを受けているものと思いますが、それでも意思疎通が難しく、特異な行動をする入居者にはかなりのストレスを感じると思いますから、老人ホーム側で職員のメンタル面に関する対策を講じる必要があるように思います。

 これは老人ホームではなく病院の話になりますが、頻繁にナースコールを押す入院患者に対し、ヒステリックに対応する看護師さんを見た事があります。たまたま近くで見ていましたので、看護師さんのお気持ちは理解できます。ごく普通の看護師さんで、決して変わった方のようには見えませんが、職業上の適性を考えると問題なしとは言えません。

 そう言えば自衛隊員の給与は公務員の平均より若干高いのだそうで、こう言う事も参考に介護職員の給与水準を見直しする必要が有るのかも知れませんが、介護保険の負担増、個人の負担増にもつながります。根本的な解決は?


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