ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

高層階にはハシゴ車は届きません

2016年02月09日 20時15分52秒 | その他
 所沢の31階建てのマンションの15階から出火したとのニュースを見ていたら、避難した人が消防のハシゴ車が届かないのを不思議がっていました。失礼ながらこの人は非常識。下からの救助は来ないと思わなければなりません。上空からの救助、あれば幸いと思いますが、下から燃えているのにヘリコプターが上空から接近できると思う?

 私が内装材に関係した頃は、概ね11階以上の高層建築では内装の不燃が義務付けられていました。理由は消防のハシゴ車が届かないので、救助は期待できないからと言う理由によります。少なくとも非常階段までは自力で脱出しなければなりませんし、建物から離れるのには階段を下りなければなりません。

 ついでながら、不燃とか準不燃などの用語は、燃えないことを意味していると持ったら大間違い。逃げるのに必要な最低限の時間はメラメラ燃えないと言った程度の意味。日本語だからと言って勝手に都合よく解釈してはいけません。

 高層マンションは眺望が効くと想像して住むのはご本人の自由と思いますが、火災に際して高層階は危険を伴なうことは頭に入れておいて欲しいですね。ハシゴ車が届かないのを不思議そうに言っていた人は、安全に関する意識が全くありませんね。

 念のため、不燃の筈の15階が燃え出したのはなぜか。建築物としては仮に基準を満たしていたとしても、燃える物を住まいに大量に持ち込むのは住人自身。オフィスも同様と思います。隣接する区画にはよほどのことが無い限り、影響はありませんが、火元の一区画は概ね全焼します。


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