ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

試作品 減塩ビーフシチュー

2016年02月28日 10時08分13秒 | その他
 親戚の者が減塩食生活に。減塩と言うと塩分を減らした味気ない食事のイメージが有り、気が滅入ると言うもの。

 いろいろ調べているうちに気が付いた点があります。意外にもバター、マヨネーズ、ケチャップの塩分はとても少ないにもかかわらず、十分な味が有ります。ダシが効いている場合には塩分濃度を控える事が出来ると言われますがまさにそれ。バター、マヨネーズ、ケチャップは塩味以外の旨味がかなりありそうに思います。

 かと言って、バター、マヨネーズ、ケチャップを多用すると、バター、マヨネーズにはコレステロールもかなり含まれていますので、その点への配慮も必要になります。

 さて本題のビーフシチュー。「旨味」に注目して、ドミグラスソースを濃い目に作ったらよいのではないかと考えて見ました。ただし、人参、玉ねぎ、セロリを炒める事から始めるまっとうな方法も面倒なので、投稿記事を参考に野菜ジュースを使う事にしました。

 使ったのはカゴメの「野菜一日これ一本」。一日これで足りるとは思いませんけれど気休めに飲んでいます。これを1000cc用いて煮詰める事に。さらにワイン150ccを加えました。大体4分の1くらいに煮詰めました。煮詰めると野菜ジュースはかなり甘いので、ワインは渋みの強いものを、もっと多めに使用するとよさそう。

 それとは別に、4人前の牛肉、玉ねぎ、人参、じゃが芋を炒めて水煮し、ただし、塩はまったく振らずに最終近くまで進行。その後、煮詰めた野菜ジュースとワインの混合物を加えました。

 最後に問題の塩味、小さじ一杯の塩は約6gとの事で、家にはそれより小さい計量器が無かったので、代用になる小さいくぼみのある物を探した結果、ごく小さ目のお猪口の糸底(1g相当)を使用し、4gの塩とバター20g(塩分0.28g)を加えました。私が普段付ける味より少々薄味になりますけれど、塩味が不足と言うほどではありません。

 これで、ビーフシチューの完成。トータルの塩分は4.28g、4人前なので1人前のビーフシチューの塩分は1.07gと言うことになります。親戚の塩分制限は1日6g以内なので、まあ許されるのでは。

 後で確かめたら、ハインツのデミグラスソース1缶当たりの塩分量は3.2g、缶に印刷されているレシピでは、4人前の場合、さらに塩を3g、バター15g(塩分量0.2g)を加えるとなっています。4人前の塩分の合計は6.4gとなり、1人前では1.6g。

 ≪付録≫
 食品に表示してあるナトリウムの量と塩分量の関係について。食塩(NaCl)はナトリウムと塩素の1:1の化合物、ナトリウムの原子量は23、塩素の原子量は35.5なので、ナトリウムと食塩の重さの比は23:(23+35.5)になります。従って、ナトリウム量に(23+35.5)/23、即ち約2.5をかけると塩分量が算出できます。


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