ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

昔はツルも食べた

2016年02月08日 14時47分13秒 | その他
 少々とんでもない話になりますが。

 最初は生易しいところで鹿の話。わが国では昔から鹿と言えばニホンジカの事を指します。大型獣で味が良かったせいもあり、石器時代から鹿は食用になっていたものと見られます。鹿が増えすぎて困っている地域では狩猟も認められている事があると聞きますので、鹿肉も出回っているものと思います。

 北海道ではエゾシカがかなり食用にされていて、私が二度ほど宿泊した斜里の斜里館と言う旅館で、ライダー用の夕食にエゾシカのステーキが出されているのを見た記憶が有ります。鹿肉の味は牛肉のフィレに似ていると聞きます。ついでながら珍味の好きな方向きには、トド、熊、エゾシカの缶詰セットが販売されていたように記憶しています。

 二番目は雷鳥。特別天然記念物なので食べられない筈ではありますが、だいぶ以前、日本橋の丸善で英国製の雷鳥の缶詰を見た事があります。かなり大きな缶だったので、丸ごと入っていたのかも知れません。

 最後は鶴。これも天然記念物。私の父親は戦前に食べた事があると言っていました。タンチョウ(いわゆるタンチョウヅル)が釧路周辺で奇跡的に残っていたのが見つかり、保護が始まった話はよく知られていますが、実はそれまで、盛んに食べられたので減ってしまったのが実態。

 勿論、戦前でも容易に入手できたのではなく、何でも朝鮮半島で特別に捕獲した数羽のうちの一部を当時京城に居た親戚が入手し、東京に送ってきたとか。昔の朝鮮の宮廷料理には鶴の肉が使われたとも聞きます。


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