よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

南北を歩いて

2010-05-20 20:01:14 | Weblog
5月は自宅、いや滋賀にいる日が片手程しかない。
初旬は青森、あとは奈良と福岡を往復している。
大変だという人もいれば、羨ましいという人もいる。どちらとも言えなくはないが、どちらであってもその裏方にいる人達の恩恵に授かっている事は確かです。

電車移動が多い僕は、車窓から山の姿を見るのが好きです。山間を走る電車の窓から見える山の姿は、いつ見ても飽きない。
山を描くために山中に隠居した先達のような暮らしは、望むべくもなく(まだ望んでもいないが)、各地の山をただただ眺めています。山に住む人の山と、そうでない人の山では、自ずと山に対する接しかたが違うでしょう。しかし、山河を描くという事と山水画を描くという事は別の事です。これは植物や動物を描く事と花鳥画を描く事は違うという事と同じだと思います。
南北の山を眺め歩き、ふと考えるのでした。

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