よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

奈良の「神話」展

2009-11-21 21:19:06 | Weblog
奈良県立美術館では「神話」という展覧会が開催中です。
近代日本画・洋画で神話や歴史画がどのような経緯で描かれ、盛衰していったかという事がテーマとなる。
そうそうたる作家の中、珍しい作品も目にする。
歴史と神話が明確に区別されず、天皇が神であった時代の作品が多数並んでいる。
近代日本と天皇制を考えるとき、実はこの神話と歴史の混濁した環境というのが、なにかを語っているのではないかという気がしないでもない。

金・土曜日は21時まで開館しているので、是非観られればと思う。

興味深い作品がいろいろあったが、寺崎広業の超大作、「大仏開眼」(東大寺蔵)はあまり見れないので見る価値アリかな。

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