よもやま解体新書

山下和也の制作、見聞記. 北へ西へ南へ。

3年ぶりの個展が京都で開催してます。

2016-11-22 09:15:00 | Weblog
京都の雅景錐で個展「松風」開催してます。最終日は17時よりクロージングレセプション。ほかはアポイントメント制なのでギャラリーにご連絡ください。先日の土曜日は在廊していたので多くの方にご来場いただきありがとうございました。会場は少しライティングが暗いので、会場の光源になれて作品が見えてくるまで少し時間がかかるのでゆっくりと過ごしてご覧ください。作品を描くときは自然光の状態でいつも描くので、ライティングで見え方が違って見えます。もうりょう画のシリーズは紙の余白と薄墨と筆触の表現なので自然な光の状態の空間での展示も見てみたいです。今回は松風・村雨の人物画(幽霊?)も舞ってます。また、入口横には「須磨」という小品も展示。是非ご覧ください。

「松風」という言葉は能楽に限らず様々なところで目にします。和歌、茶の湯、和菓子、禅の瞑想など実に多様に日本文化とかかわりのある言葉です。今回は会場作品の組合せ的に能楽の松風のイメージが強いですがそれに限定されず作品から感じ取られる様々なイメージを受け取っていただければと思います。