物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

イスラム国

2014-09-16 14:09:00 | 日記
最近イスラム国が急にクローズアップしてきている。その兵力は3万人を越えるという。

問題はヨーロッパやその他の国からもかなり多くの人が参加をしているということである。それらの人々がもし自国の中で貧困にあえいでおり、いわば自分の隘路を開くという意味でイスラム国に参加しているとすれば、問題は戦闘機で上空から爆撃をすれば済むということにはならないだろう。

やはり各国の政治が若い人を経済的に救うということをしないならば、根本的な解決はなかなか得られない。多分、EUもアメリカも地上部隊は派兵はしないだろうから、深刻な事態には落ち入らないかもしれないが、イラクでは大変なことになる。

シリアでも、イラクでもアフガニスタンでも、内戦が続くようであるならば、やはり事態は深刻であり、それに加えてイスラム国の問題も生じた。

最初は貧困が原因かもしれないが、それがいたるところで火山の噴火のように噴出してくる。もし、NGOから派遣されたその国を支援しようとした人を殺害するというのであれば、どうしたらよいかわからなくなる。もっとも一応NGOの人は利益を代表してはいないと仮定をしている。本当のところは私には知る由もないのだが。

国家として過激に国民を圧迫した国として一時期のカンボティアがある。知的階級を何が何でも死に追いやるというそのやり方はやはり普通の市民の指示を得ることができなかった。

権力的には一時的に権力を握ることができたとしても長期的には政権の維持はやはり難しいであろう。だが、その国民としてみたら、10年はその政権が続かないとしても、5年でも続いたら、不幸せなことはこの上もない。

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