宿題をでっちあげて送ったが、それが採用されて今日のドイツ語クラスで皆さんのお目にかかるかどうかはわからない。
急いで書いた、でっち上げである。どうもこういうことは下手である。それでも余りに宿題をしないのはいくら厚顔無恥な私でもちょっと先生に悪いという感覚はもっている。
最近は知らないドイツ語の単語を見たときにできるだけ辞書を引くようにしている。いつかも言ったように私のドイツ語の語彙は3000語は越えたとは思うが、4000語には達していないだろうと思う。
もっとも最近は語彙を増やそうとしている。語彙もいろいろである。聞いてわかる語彙がいくらかと読んでわかる語彙がいくらかとは同じではない。
聞いてわかる語彙は2000語もあるだろうか。いま4000語というのはもちろん読んでわかる語彙という意味である。しかし、本当のところは5000語を越えないとドイツ語検定の準1級はパスしないだろう。準1級のつぎはもちろん1級しか残っていないが、これはこの年令の私などには無理な相談だろう。
残念ながら、まだ私は2級しかとっていない。2級は75点か74点くらい
の得点だったろう。このときに3級の試験も受けたのだが、さすがに3級は90点代だったと思う。もう5年以上前のことになる。
受ける検定試験の級が一つ上がるごとに私の得点が20点くらい下がると仮定すれば、いま私が準一級の検定を受ければ、55点くらいになり、これだと65点が合格点だとすれば、やはり10点くらい足りないことになる。
どうやってこの10点のギャップを埋めていくかという問題が残っている。
有名なHeisenbergのところに長年おられた、物理学者 Y さんのご子息でミュンヘンで育った方がおられ、その方はもちろん楽々と1級の検定を通ったとそのYさんからメールで伺ったことがある。
そのご子息はドイツ人よりもドイツ語が上手だと言われたとか。そして、1級の検定を取った後で検定制度のご褒美で数か月ドイツに行かせて、もらったとも聞いた。
もっとも10年近くか、それ以上、ドイツで教育を受けた方だから当然のことでもあろうか。日本人にもこういう人もおられるということである。外国語に堪能な方も上をみればやはり限りがない。