物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

雑談会80回

2017-03-30 11:55:47 | 日記

私のやっていることはもちろん「数学・物理通信」の発行もあるが、それだけではない。

もう一つやっていることは月1回第4土曜日の午後やっている、雑談会がある。これは経済学者の N さんと私が世話人になって始めたのだが、N さんが長い間病気をしたりして、結局、私の妻と私の主宰する会のような様相を呈してきている。

8月は私が徳島科学史研究会の例会で話をするための準備もあって、あまり時間がとれないことと夏休みで暑いことから例年8月は雑談会は開かないが、その他の月は大抵開いている。その雑談会が3月25日で80回目を迎えた。この調子で行けば、数年後には100回目を迎えることができるであろう。

ただ、はじめに N さんの提言で毎回1時間程度のレポートをどなたかにお願いするという性格を基本的に変えていない。これはたぶん、 N さんが自分の勉強の結果の話をしたいとかいうことが動機であったのであろうが、よかったと思っている。3月のテーマは「ガンとお金」というテーマで物理学者の T さんがテレビとかなんかで話されていた話題をまとめてくれた。

これは確かに新薬が開発されてガンも治る時代になったのだが、その費用が高額であり、保険医療制度を圧迫しているとかいう話題がでた。そのために新薬の定価の見直しが行われたりした。もっとも当初考えられていたよりも効くガンの種類が多くなり、利潤もはじめの予想よりも大きくなり始めているとか。

話を元に戻せば、私たちのメンバーはある程度私の気に入った人しかメンバーに入れていない。これは私が年を取ったためということもあるが、もう若い時のようには人を許容する範囲がせまくなっているためかもしれない。若い時には親しかった人でも人柄に問題ありと判断している場合には雑談会によんでいない。

これは私の考えもあるけれども、多分に私の妻の判断も入っていると思う。激しく議論しても後で、さらっとしているような方でないと困るからである。