民主党が衆議院で多数をとったということで、最近はテレビに出てくる政治家がぐっとかわってきた。民主党の政治がどういうものになるのかというので民主党の政治家に話を聞くというスタイルの時間がニュース番組でも増えたが、今まで聞いたり見たりした範囲では意外に民主党は首尾一貫していてしっかりしているということである。
もちろん、皆が皆というわけではないのだろうが、一応主張は信頼してもいいと思われる。後は実際にどういうことをやれるかであろう。「民主党は頼りないから政権を任せられないなどと誰が言ったのか」という感じである。
実際の政治にはいつでもどこでも利害が対立するのでそう簡単ではないだろうが、しかし、政権交代の選択は今のところ間違っていなかったと判断する。
結局、一昨年の参議院での選挙があり、このときに与野党の議員数が逆転してそれまで知らされなかった政治の情報が流れるようになった。それで、どうも裏があっても国民は知らされていないのではないかという感じを国民がもってしまった。
昔から、「民には知らさず統治する」という考えが為政者の中には抜きがたくあったのだが、それをある意味で一昨年の参議院での選挙が打破してしまった。もうこうなると後戻りはできない。ということで今回の選挙結果となったように思う。
このブログは政治については基本的に取り上げないことにしてはいるのだが、例外も時には許されよう。