物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ハングル語

2009-02-18 11:46:51 | 日記・エッセイ・コラム

ハングル語を習ったことはないが、それでもいくつかの単語は知っている。韓流のドラマで出てくる「やんばん」もその一つである。いま土曜のNHKの放送でファン・ジニというのがあるが、それにもいつも出て来る語である。金持ちのことだと思っていたが、30数年前にドイツのマインツ大学でオフィスのルームメイトだったKimさんからそれは貴族のことだと教わった。

小さいときにご飯のおかわりをして少しという意味で、「ちょっこん」といったらそれはハングルだと笑われた。もっともそれは日本に帰ってきてからの話である。もう少しハングルを知っていそうに思えるが、いざ書こうとすると思い出せない。泣くときに「あいごう(哀号?)」と泣くとかは覚えている。

30年以上昔のことだが、ある方に誘われて朝鮮人学校を見学した。中学の数学の時間であったので、正比例と反比例が出てきて、これを「ちょんびれ」「たんびれ」とハングルでいうとはそのときに知った。そういえば、いまe-Learningでその比例と反比例のところの教材をつくっている。

ハングルの字はとても体系的合理的にできているそうだが、なにせ小さいときにローマ字でpとbとをなかなか区別できなかったくらいだから、ハングルの字は混乱をしてしまうような気がする。文法としては日本語と同じ語順だと聞くので、ただ単語を置き換えればいい話だが、なぜかハングルを学ぼうとする気が起こらない。これは英語なども長い間あまり勉強しようと思わなかったことと類似している。