ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

ゼストを売り、買い替え

2017-01-22 18:14:21 | ホンダ ゼストスポーツ

え~、まことに突然な話なんですが、

 

ゼストを降りる事になりました。

 

元を辿るとこの車は、前の車・日産モコ(4WD)のもらい事故を受け、急遽地元のダイハツで購入した車でした。

モコの全損により、妻の日常のアシが無くなってしまいました。これは、通勤は勿論ですが子供の送迎などにも大きく影響します。

当時は、モコの整備でお世話になっていた日産の好意で代車をお借り出来たのですが、その「代車の返却期限」が迫っており、また「日産中古車」を買う場合は継続して代車を借りる事が出来たのですが、肝心の地元の日産中古車には「これは」と思うタマが無く、また他の中古車店においても同様でした。

それでは、と県外の日産中古車を地元の日産に引っ張ってきてもらえるか、というとそれも不可能との事。

これは、同じ日産中古車とはいえ各店舗で抱え込んでいる良質な中古車は手放さない、という悪弊で、この段階で日産は見限りました。

しかし、代車の返却期限は迫ってきます。焦りました。

ですが、何気なく立ち寄ったダイハツにポツンと佇んでいたのがゼストでした。

価格的にも予算通りで、内装・外装も綺麗。整備もダイハツのディーラーなので安心です。

当然、購入する場合はダイハツから代車を借りる事が可能です。

こういったいきさつで我が家にやってきたのが初のホンダ車・ゼストでした。

 

その後、シートカバーやオーディオの付け替えなどをして約1年半、我が家のアシとして頑張ってきたゼストですが、この車を購入したのはいわば、「妥協の産物」です。

見た目もまあまあ格好よく、スタイルは気に入っていました。

しかし、「この車が欲しくて買った」というモノではない以上、不満もあります。

その不満も、時を経るにつけ徐々に大きくなってきます。色んな不満がありましたので列挙してみます。

 

・FFである(希望していた4WDではない)...嫁は四駆を乗り継いできました。しかも私はスバリスト。四駆の安全性と心理的な安心感に勝る駆動方式はありません。私の家は山の上にあり、坂道が多いのです。雪などが振った場合、FFには常に不安が付き纏いました。

 

・ノンターボである...一般にアシ車、しかも主婦が乗るのにパワーはいらんだろ、と考えるのは早計です。先に挙げた様に、我が家は山の上にあり、正直ノンターボのエンジンのトルクでは上り坂はアップアップです。ゼストはFFの軽自動車としては車重が重い方で、決してパワフルな走りとは言えませんでした。パワーが無い、というのはストレスに繋がります。

 

・重すぎるパワステと硬い乗り心地...これは明らかに高速道路向きのセッティングで、街乗りで普段使いをするファミリーカーとして見た場合、明らかにマイナス点です。狙った客層が若い男性だからなのでしょう。後席は段差で乗員が跳ね上がる程の硬い足回りには閉口しました。重いステアリングも、交差点の多い街中では何のメリットもありませんでした。

 

・カーゴルームの不満...ホンダ車の特徴なのでしょうか、後席を畳むだけでフラットなカーゴルームとはならず、①シートを倒す②その状態で座面ごと足元のスペースにスライドさせながら落とし込む、という2アクションでないと、フラットになりません。こういった凝った造りに感心する面もありましたが、そのために後席の前後スライド機構もオミットされており、変わった車だなぁ、と思いました。

 

しかし、メカに不調があったとか壊れたとかいうトラブルも無く、「今時、SOHCの2バルブでツインプラグ、ホンダ車って違和感あるな」という想いはありましたが、乗り換える「必然性」はありませんでした。

しかし、「4WDではない」事と「パワー不足」には日常的に不満を感じており、また、小さな問題かもしれませんが、買った時から音源が特定出来ないインパネのカタカタ音に悩まされており、今一つ愛着が湧きませんでした。

私は、いつからともなく、カーセンサーで軽の四駆を探し始めていました。

「ターボの四駆が欲しい...」

私のこの想いは、ウッスラしたものから徐々に具体的なものに変わっていきました。

ここで、ある転機が訪れます。

息子がこの春、ある豪雪地域の大学に入学する事になったのです。

大学に入る事=お金が出ていく事です。

嫁は乗り換えに反対していましたが、

「ゼストが高く売れるうちに売っぱらって、今のうちに四駆に買い替えておけば燃費の悪いエクシーガで息子の住む降雪地に行くよりも軽で行った方がランニングコストが安く上がるし、家族の安全のためにもそうすべきだ。そのかわり、車に関する一切の出費は俺の財布から出す」

との主張で押し切りました。

買い替えを強く主張出来たのは、「ターボの軽四駆を格安で買える」メドがあったからです。

実は車買取店のアップルで、ゼストが28,5000円で売れるという事と、欲しい車が520,000円で買える、という具体的なところまで「策」を練っていたのです。

購入予定の車520,000円-28,5000=235,000円です。

235,000円で「四駆のターボ」が買えるのはバーゲンです。

そして遂に、購入が決まりました。

 

こいつが新しい我が家のアシ、日本人のワークホースたる

 

ワゴンR FT-Sリミテッド(4WD/マイルドターボ)

 

です!

納車直後の写真です。

この少し後にアップルへゼストを持っていきましたので、ほんの数時間だけ夢のマイカー3台持ち(笑)

この車の詳細についてはまた次回に。

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