</object>
今日、家族4人で実写版「ヤマト」を観に行ってきました。
公開から1月くらい経つので、そんなに混んでないだろうなぁ、と思っていたのですが、始まる頃には席がほぼ埋まっているような状態。
年末休みなので人が入ってたのかもしれません。
観終わった感想ですが、黒木メイサが思いのほか可愛かったな、という事でしょうか。
ラストは「やっぱり特攻かい!」という感じです。
色んな洋画SFからのパクリ要素が多かったです。
①森雪がエースパイロットな件
・・・「バトルスター・ギャラクティカ」のスターバックがモチーフ?あれ程男っぽくないですが。
②ガミラスの攻撃意図、正体が不明な件、及びそれらの描写
・・・やはり「バトルスター・ギャラクティカ」のサイロンの描写に酷似。
③ガミラス人がうじゃうじゃ襲ってくる件
・・・どうみても「スターシップ・トルーパーズ」を思い出しますね。
④乗組員がイタコ状態でメッセージを伝える件
・・・「スター・トレック」のビジャー(ボイジャー)とまんま同じでしょ・・・
⑤ガミラス上陸時の描写の件
・・・やはり「スター・トレック」のビジャーや、「インディペンデンス・デイ」で母艦に入っていく時のシーンと酷似。
と、主要なSF映画を見尽したような人には元ネタが判ってしまう点がありましたが、日本映画としては頑張った方ではないでしょうか。
「惑星大戦争」や「さよならジュピター」など、観ると頭痛がするようなSFしか日本は無かったですから。(宇宙からのメッセージは面白いけど)
あと気になった件は・・・
・波動砲撃ち過ぎ(仕方ないね、映画の尺ってものがあるから)。
・ワープし過ぎ(以下同文)。
・雪の救出の仕方ムチャ過ぎ。その後の収容もムチャ。
・ガミラス上陸に使った装甲車、荷台に鉄板立てただけって・・・対策がテキトー。
・空間騎兵隊アタマ悪そう(野性味を出したかったんだろうが・・・)。
・エンドクレジットで雪が連れていた子供は誰の子か(種付け早過ぎ!ああいう場面でなんでそうなるの?二人の合意で第3艦橋破壊した悲しみの中、まったくお前らは・・・・子供が出来てたのは「連合艦隊」と酷似)。
・波動砲にガミラスの蓋モノくっつけたまま地球に帰還。
・放射能除去装置がどういうかたちで持ち帰れたのか説明不足(私最後まで判らず・・・ヤマトと一緒に吹っ飛んだのではとの問いに、嫁苦笑い)。
・最後、ガミラスの核ミサイル地球に落下してる一分一秒を争う時に、「行け!」「イヤ!」の押し問答。そんな時間ねぇっつの。
とかいうツッコミは出来ますが、家族で見に行ける久々の日本映画だったのではないでしょうか。
・・・話題のVFXですが、「リアルな物体」というよりも「すごく綺麗なCG」に見えてしまうのが惜しいところですが、実写との合成に違和感もなく、予算の厳しい日本映画の中では出色ではないでしょうか。
何故にキムタクを・・・との疑問ですが、自然に考えて女性の集客を狙ったのは明らかでしょう。むさ苦しいヤマト世代のおっさんが観に行っても集客率は知れたもんだったでしょう。
キムタクは、あまり男の間ではシンパシーを感じるカッコ良さはありませんが、大量の女性の集客が見込める、という点で他に良いキャスティングが無かったのではないでしょうか。(SMAPはアジア圏での知名度も高い~海外での集客も見込める)
スターシャは吉瀬美智子にやってほしかった・・・・