神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

江古田村分水4

2015-08-01 06:53:43 | 千川用水4

 → 江原公園に差し掛かります。→ 「段彩陰影図」や「明治42年測図」から読み取れるように、このあたりから流路は自然の谷筋に入り、流域には狭いながらも水田が作られていました。それが昭和10年代の区画整理事業によって、宅地造成された際、一定割合を公園地とする規定によって、江原公園となったもので、これまで見てきた中新井公園、北新井公園などと事情は同じです。なお、江原は江古田村の字である原(江古田原)の短縮で、この公園の名前が昭和30年代の新住居表示の実施に当たり、江原(えはら)町となって引き継がれ今日に至っています。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(明治42年測図) / 新井」  上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

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    1. 江原公園の南に車止め付きの路地があります。右写真は左岸からのショットで、狭いながら谷筋の底にあるのが分かります。 

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    2. ワンブロックで幅広の通りに出ます。水路は通りの右手を並行していました。 

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    3. 奥の右手に狭い路地が見えてきました。車止めこそついていませんが周囲から一段低いところにあり、水路跡なのは一目瞭然です。

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    4. 右カーブの先で路地から抜けます。右写真の奥に見える幅広の歩道が水路跡です。