こぐま公園の東には、江古田村分水跡の道路を挟んで江原観音堂があり、その境内には江古田第二土地区画整理事業の記念碑(→ 整地碑)が建てられています。その記述によると、昭和11年(1936年)組合設立、翌年事業着工、3年の歳月と14万6千円の経費を費やし、総面積10万6千坪余の土地整理を完了しました。(当時十三間道路とも呼ばれた)目白通りも、この事業と連動して、昭和12年着工、同15年開通しています。また、江原公園の開設、江古田村分水の改修や橋の整備も、同事業の一環として、昭和15年までに完了しています。
- ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)
- ・ 「昭和22年米軍撮影の空中写真」 上掲地図のグレー枠の部分です。同一個所に同一番号を振っています。
- 1. 目白通りを越えた先で、すぐに左手に入る狭い路地があります。
- 2. 右カーブで南に向きを転じ、区画整理事業でできた通りを越えます。
- 3. 道幅が変わったところで、再び左手に入る路地があります。曲線的な流路を直線化した、典型的なカクカクの区間です。
- 4. 右カーブで再度南下、江原公園に向かいます。