神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

字西向3

2019-03-26 06:11:56 | 谷端川・小石川1

 字西向にある谷筋を追って、水路跡と思われる狭い路地にたどり着きました。その脇には西向不動尊が祀られています。「本来はこの場所よりやや北の小川に架かる橋の袂にあり、その周辺には水が湧き出していて洗い場がありました。当地区の耕地整理によって現在地に移され」などと、傍らの解説板に書かれています。なお、ネットで検索していて「長崎二丁目と三丁目の中央部を東西に流れる下水道」に関する、昭和35年(1960年)の新聞記事を見つけました。悪臭がひどく、子どもが落ちるなどの弊害から、今回暗渠化されたとの趣旨ですが、昭和前半の30年余で、水の湧き出す小川から悪臭漂う排水溝へと変貌したことになります。

 

Nishimu3

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 左手20mほどのところに→ 西向不動が祀られているので、このあたりに洗い場があったのでしょう。

1028c 1028b

    2. 途中で左折します。その先に道幅のかわるところがあります。 

1028e 1028d

    3. 道幅の変わるところで右折、水路単独の狭い路地で再度西に向います。

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    4. 今回の路地も直線で、ツーブロック、150mほど続きます。

1028h 1028g

    5. 長崎三遊園に突き当たって終了、その先は長崎公園です。