神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

武島町

2019-02-18 06:06:31 | 神田上水

 巻石通りまで戻り、茗荷谷から発した大下水の流末を追います。第六天前町のところでUPした→ 「実測図」を見ると、神田上水を箱樋(懸樋)で越えた後、そのまま南下、次の通りにぶつかって左折、その左手を並行して東に向かっています。最終的には右折して、中之橋の先で神田川に合流していたようで、最後のところは「郵便地図」にも描かれています。神田上水を越え次の通りで左折するまでは、重なる道路がないため、今回はその左折したところから始めます。なお、タイトルの(小日向)武島町は、東に向かう水路の右手の、ほとんどが旗本屋敷だったところに、明治に入り成立した町名です。旗本武島某の屋敷があったため、そう呼ばれるようになりました。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 巻石通りの一つ南の道路から始めます。すぐ右折して神田川に合流する水路を描いている地図もあります。 

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    2. 巻石通りと並行するこの道路は、江戸時代、御持筒組大縄地の南縁に沿っていたもので、右手の旗本屋敷との境になっていました。 

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    3. 右手はホールや印刷博物館のあるトッパン小石川ビルのある一角です。

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    4. 突き当りを右折します。逆に左折すると、金剛坂下の巻石通り交差点です。 

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    5. 正面は中之橋と白鳥橋の間にかかる新白鳥橋、右手にトッパン小石川ビルが見えます。