神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

村境

2019-06-04 06:22:52 | 谷端川・小石川3

 明治通りを越え、旧巣鴨村に入ります。正確にいうと、右岸は明治通りですぐに巣鴨村ですが、左岸は30mほどのところにある路地が、滝野川、巣鴨の村境になっていました。→ 「巣鴨村絵図」でもそうなっていて、明治に入ると下掲「地形図」のように、板橋町と巣鴨村の境へと引き継がれ、現在でも北区と豊島区の区境になっています。鎌倉街道とも目される古道から、ここだけずれている理由はよく分かりません。なお、「巣鴨村絵図」にも描かれているように、この個所の田圃は特に北側に広がっていますが、これは古道沿いに流れる千川上水の巣鴨村分水や、上水本体の流末によって灌漑されていたためです。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(明治42年測図) / 王子」と「同 / 早稲田」の合成で、上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

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    1. 明治通りを越えて30mほどのところにある路地が左手北区、右手豊島区の境です。  

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    2. ここから先は両岸とも巣鴨村に属し、現在は共に豊島区です。   

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    3. 水路跡らしい微妙な蛇行の残る区間が続きます。

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    4. 上の橋跡です。やや手前に右岸からの合流がありましたが、次回からのテーマです。