神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

本村の支流

2018-05-31 06:57:49 | 幡ヶ谷支流

 地蔵橋に戻り、本流をさかのぼります。次の橋が柳橋、その次が氷川橋で、右折すると氷川神社に出ることからのネーミングです。この氷川橋を通る道と並行して、左手(右岸)から小支流が合流していました。さらに、その40mほど先にももう一本の合流がありました。→ 「段彩陰影図」の二又に分かれた谷筋にかかわるもので、この様子は→ 「幡ヶ谷村絵図」に描かれ、→ 「東京近傍図」からも読み取れます。どちらも水路沿いに水田が描かれており、田用水として利用されていたのが分かります。

 

Honmurab1

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)  

Honmurabt5

    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(大正5年第一回修正) / 中野」  上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

0301a0301b

    1. 地蔵橋に戻り、本流をさかのぼります。次の柳橋は昭和初期の架橋です。

0310c

    2. 柳橋の先から遊歩道はアンツーカーになっています。突き当りを左カーブです。

0301d0301e

    3. 氷川橋です。右写真の通りの右手に水路があり、ここで合流していました。 

0301f0301g

    4. 40mほど先の左手からも合流がありました。