神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

天沼村用水2

2016-08-23 06:51:39 | 桃園川1

 → 「東京近傍図」を見ると、八幡社前を過ぎた桃園川は、次の通りと交叉する手前で左岸流を分岐、その後は二流が並行して阿佐ヶ谷村へと向かっています。ただ、現在残された水路跡は一流で、左岸流の流路をたどることはできません。これは天沼地区の土地区画整理事業に伴うもので、区画整理のなかった阿佐谷地区に入ると、左岸流は遊歩道となってその痕跡をとどめています。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. このあたりで左手に分岐があったことになります。なお、右写真の通りには天沼橋が架かっていました。 

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    2. 引き続き微妙な蛇行をしながら、東に向かいます。流域の字は中谷戸から宝光坊に変わっています。

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    3. 幅広の道路を越えます。右写真は左岸方向で、左岸流との100m弱が天沼田んぼの範囲でした。

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    4. 左手から合流する路地があります。ここでいったん左折して北に向かいます。

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    5. こちらもワンブロックごとに車止めが付ていて、水路跡なのは明らかです。