高砂橋の左岸で分岐したカラーブロックを追っています。都営高井戸西一アパートの外周を巡り、井の頭線の線路に突き当たって中断します。その先で車止め、カラーブロックは再開するので、踏切まで迂回しなければなりませんが、迷うことはありません。井の頭線を越えた高井戸児童館の先で左手からの合流があります。→ 「段彩陰影図」からも読み取れる、富士見ヶ丘駅北側の谷筋にかかわるものですが、水路自体はワンブロックで終了してしまいます。なお、谷筋の先端にあたる高井戸西2-13付近は、谷戸と呼ばれていたと「杉並の通称地名」(平成4年 杉並区教育委員会)は書いています。
- ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)
- 1. 井の頭線を越えた先で、高井戸西二アパートの西縁を北上します。
- 2. 高井戸児童館に突き当たって左折、その敷地を迂回します。
- 3. 右折の先の左手に、通りを隔てて車止めが顔をのぞかせています。
- 4. カラーブロック、車止めの路地をさかのぼります。
- 5. 100m弱で終了です。なお、この区画が→ 「村絵図」にある上高井戸村の飛地でした。