神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

谷中2

2016-11-09 06:45:29 | 桃園川2

 中山谷下橋で合流する小水路を追っての二回目で、断続的に続く水路跡の路地を北上、JR線を越えます。途中、路地の右手(東側)に、谷中商店街がありますが、谷中は杉並村(杉並町)大字高円寺当時の小字でした。二つの谷筋にまたがっており、地形由来なのは間違いないところです。なお、→ 「高円寺村絵図」で、鳥見の役宅を意味する「御在宅御屋舗」のあったのはこのあたりで、元図には「字谷うら」との書き込みもありました。「杉並風土記」は、谷の下流地域(方言でウラ)が谷うら、中ほどは谷中と解釈しています。

 

Yanaka2

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 同じ場所を撮った10年近く前の写真には、谷中湯という銭湯の煙突が写っていましたが、今はありません。

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    2. 次のブロックですが、すぐに通り抜けできなくなります。

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    3. 全区間のなかで水路跡が最も顕著なところで、コンクリート蓋や車止めも付いています。

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    4. JR線に突き当たります。右写真は右手からのショットで、谷筋が明らかです。

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    5. JR線を越えた先にあるたかはら公園の西縁に連続します。