高井戸駅手前のやなぎ橋付近にあった山中堰で分岐、右岸段丘沿いを下高井戸村へと向かう用水の二回目です。環八通りを越えて商店街を抜けると、その先は車止め付きの狭い路地がしばらく続きます。右手に切り立つ崖面は徐々に険しくなり、ミニ崖線の様相を呈し始めます。なお台上は、昭和の初めに明治生命の運動場として造成されたところで、神田川流域に点在した大企業の同種の施設のはしりとなったものです。
- ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク＆ウォッチしてみました。（一部推定によっているところもあります。）
- 1. 環八通りの先の商店街です。ここは水路プラス道路で幅広になっています。
- 2. 右手の崖面が徐々に高くなってきました。
- 3. 二又の左手に車止めが顔をのぞかせています。ここから水路単独の狭い路地が始まります。
- 4. 崖面上にフェンスが見えますが、現在テニスクラブの用地になっています。
- 5. 段丘の際によくある微妙な蛇行が続きます。