連日の書評でございます。
まっ、連日読了したので挙げるわけです。
カタカナで書くと、「ケガレと大祓」となりますが、
中世・近・現代でいうと「ケガレ」というのは、「血」や「汚れ」などを伴う生業や
事故・事件などに接した人間を忌避する行為や制度にまつわる蔑視語を表します。
いわゆる中世以後の被差別民の集落(主にという)を言いますが
その起源をこの本で探ろうということです。
正直「古代ローマ」や「本居宣長」を後半で連呼するのには辟易しましたが、
全般的には資料を多数挙げていて貴重な本であることは確かです。
手軽に読める新書本や文庫本よりも情報量豊富です。
私が得たかったのは、「」や「」といわれる被差別民が
いかに私たちの生活に不可欠な仕事をしているか、
それであるのに私たちは知らずに差別してきた歴史があります。
それからさらに深掘りしてくれるのがこの本になります。
さかのぼって、古代神話の世界まで!
素戔嗚尊や天照大神など・・・(ついていけない)
この本、最初は書き写していたんです!
2/3程は写したと思います。
それほどの価値はあるということです。
まだまだ本がわんさと控えておりますのでこの辺で!
「この本、読まずに死ねるか!!」
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