「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ和尚の説教 『札幌グループホーム火災 無届け施設か?』届けより制度の隙間を問え!

2018年02月01日 23時14分13秒 | 「うつせみ和尚」のお説教

11人死亡、無届け老人ホームか…札幌市調査へ

札幌の自助支援ホーム火災の事件が思わぬ方向に向かっている。

「施設の無届け」が問題となっている。

本来この事が問題では無く、「生活保護以上年金未満」という『制度の狭間』という事が

問題なのであって、さらに言うならば「さらに引き下がった生活保護費」が問題なのである。

生活保護の定義は

日本国憲法第25条に規定する理念に基き、生活に困窮するすべての国民に対し、

その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、

その自立を助長すること』されている。

実のところは、「自立」が難しい制度なのです、

というのは生活保護を脱ししにくい制度という実態がある。

生活保護費での「貯蓄」は原則禁止であり、「貯蓄」ができない限りは

「自立した生活への移行」は難しい。

そんなわけで、名ばかりの「自立支援施設」、実態は「生活困窮者保護施設」を頼らざるを得ない。

国はこの実態に目を背け、国の支出が少なくなる方にばかり注視して

予算を削ることに邁進しているのである。

「底辺の底上げをしなければ、国の発展は望めない。」

 

 

 

 

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