とうとう買ってしまいました。
買い始めということで、第一巻を買ったのですが、
枝雀師匠の落語を聞いたり観たりすると、切なくなってしまうのです。
何故かってそれは、枝雀師が『うつ病』だったからです。
知っておられる方も多いと思うのですが、最後は御自宅で自らの命を絶たれました。
私が、まだ田舎に居るときホテル寄席があって、枝雀師が出演予定でした。
しかし、枝雀師の体調の都合(ホテルからの発表は風邪でした)で、流会となり、
数ヵ月後、枝雀師は来ましたがやつれて私が大阪の独演会などで見た
枝雀師の面影はありませんでした。それから数ヵ月後、訃報を聞いたのです。
師の『うつ病』歴は長く、内弟子時代からと聞いています。
そういう背景から落語を聴くと切なくなってしまうのです
改めて合掌。