加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

高台の大屋根 基礎工事

2009-07-27 | 現場日誌

梅雨明け宣言があったのに梅雨のようなお天気で。
親方は「梅雨明けと言っていたが、雷が鳴らなかったから明けてなかったんだな。やっぱり。」と、正しいんだか、理論的な裏付けのない個人的な考えだかわからないことを言っております。(^o^)
戻り梅雨というこの雨に、外仕事をしている私達は当然のように影響を受けています。
090727_1_2現場では水道の引き込み工事を行いました。
たった6~7m程度の配管ですが、水道は地面から30cm程度下に配管するため、土の掘削量はそれなりにボリュームがあり、手堀で行ったためそれなりに大変でした。
初日は昼間晴れていたのですが、夕方から雨が降り出し、やりかけではまずい状態だったので、夜7時過ぎまでずぶ濡れで作業しました。(>_<)
「水もしたたる・・・」とか言ってられる状況ではありません。(^_^;)
それにしても、ずぶ濡れになった時に入るお風呂が気持ちいいのはなぜなんでしょうね。(^O^)
翌日の午前中も作業をして引き込み作業完了。
後日検査を受けて通水しました。 これで水には困らなくなりました。
鴨川市の水道メーターボックスは、ご存じの方もいると思いますが地上式です。
この地上式、全国的に見ても珍しいんだそうです。
地中式に比べて、泥が入ったり水が溜まったりしないですし、草や泥に埋もれにくい、などが主なメリットでしょうか。
デメリットとしては、配管に大きな曲がりが出来てしまうので、水圧低い場所ではさらに水圧が落ちてしまうおそれがありますし、配置によっては車などで壊してしまう可能性があります。
各方式の良い部分を合わせた、地盤面より少し突出させて埋もれにくくした半地中式、泥や水が入りにくい半密閉型、がほしいなぁなんて勝手に考えている私です。 
こんな事気にしている人はいないのかな?(^_^;)
泥まみれや水浸しで見えにくくなったメーターボックスって、気持ちの良いものじゃないんですよね。(>_<)
090727_2基礎工事も雨に悩まされながら進めています。
根切り工事は晴天(気持ちよく晴れていました)のもと行なわれたのですが、全部堀り終わる前に雨が降ってしまい中断。
(-_-;)
空模様を見ながら溜まった水などを排水しながら作業を進めました。
何とか掘り終えて、割ぐりを敷き、砕石で割ぐりの隙間を埋めて、タンピングランマーで締め固めて下地が完成です。
まだ戻り梅雨が続きそうなので、工事が順調に進むかどうか心配がまだまだ続きます。
基礎屋さんの段取りが狂うことないよう、早くスカッと晴れてほしいです。(^_^;)

●根切●
地面を掘ること。
●割ぐり●
基礎をしっかり地盤に定着させたり、荷重を伝えるための敷石で
大きさは10~15cmくらい。
最近ではべた基礎が多いため省略されることがあり、代わって砕石が使われる。
●砕石●
石などを割ったり、割れたりしてできた小さな石のこと。
一般的には0~40mmくらいの物が多い。(規格はいろいろある)
●タンピングランマー●
エンジンで動く打撃機で地面を叩き締め固める道具。


南房総 加瀬工務店 T.K
      

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