今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

お誕生日会

2011-04-05 06:48:44 | 家族

一昨日の孫の桜と私の、長女宅でのお誕生会。
心温まる、本当に楽しいひと時でしたが、書くべきか、控えるべきか、迷いました。

相変わらず寒さの抜けないお天気の下、過酷な避難生活を続けておられる被災地の方々。
一向に改善されない福島原発のこと。心が痛み、自分の幸せを心苦しく感じてしまうからです。
昨夜のHNKの番組では、地震で不幸な生活を余儀なくされた可哀そうな子供達のことが取り上げられましたから、尚更のこと。

でも顰蹙を買うことを承知で思いきって書くことに致しました。
眉をひそめられる方がおられましたら、どうぞスルーでお願い致します。

余生さほど長くない私の人生です。
良き思い出は、深い悲しみとともに、心にしっかり留め、忘れないために・・・

昨日の日記の続編になりますが、婿の運転する車が、長女宅に到着。
モダン感覚の瀟洒な建物で、オリーブの木が訪れる毎に大きく成長し、築十年足らずながら、その家の風格を漂わせてきています。
チャイムを鳴らすと、グレーの鉄製のドアーが開き、桜と次女の五歳のK君の輝くような笑顔がお出迎えです。

日が暮れる頃、お出かけ中の桜ちゃんのパパも夕方には戻り、主人も到着。
全員集合です。

娘の手料理で、夕餉の食卓が始まりました。

     

前菜は、生ハムにチーズ、アスパラの盛りだくさんのソテー。
アスパラのさりげないお料理ですが、みずみずしい緑が映え、私には新鮮で、とても美味しかった。

     

 

次はサラダ、カニのクリームコロッケ、そしてスペアーリブのお料理がどさっと、なかなかのお味でした。
最後にパスタ料理。
ここで、ご馳走になりながら、いらざる親の一言。肉料理に緑を添えると、もっとお料理が引き立つのに、と。
娘「面倒臭いから、すべて省略よ。(笑)」
さもあらんです。

毎日フルタイムの仕事を済ませ帰宅後、家事だけでなく、今春六年生になり塾に通う子の勉強を毎日見ています。
我が子ながら、細い体で、よく頑張れるもの、と感心します。

六年生になる孫の自慢話を、筆の勢いでしちゃいます。
お食事の前の話です。

娘「ママ聞いて。Rの作品が3、4年生用の教科書に載っているのよ」

私「教科書に?」 信じられないことでした。

下の写真が、教科書に載ったK君の粘土作品です。
授与された、出版社の社長記名の賞状と記念の盾をかかげるK君の写真も一緒に。

  

  

更に子供部屋には、消防署より表彰された賞状まで。消防署の写生が認められ、入賞したのでしょう。

なかなかの感性に、健やかなこの子の成長を感じ、私は嬉しさひとしおでした。
お勉強ができるより、遥かに喜ばしいことかもしれません。

私が孫達に望むことは、あくまで理想に過ぎませんが、将来仕事に就くだけでなく、教養豊かな文化人を目指してほしい、と願うからです。
R君はその路線を、すでに歩みつつあるのかしら?ワクワクの祖母です。(笑)
初孫のR君への私の物心両面での献身的な尽し方は5~6歳まで凄かった。(笑)
それだけに思い出は尽きません。
いつかK君のことについては、この日記で、もっと詳しく触れたいと思います。

さて話が横道にそれましたが、お食事の時は、もっぱら震災のことが話題になりました。

長女の婿は、東芝の原子力の部署で働く友人がいて、情報が取れるらしく、福島原発に関しては、かなりの慎重派。
次女の婿は、静観派、というべきでしょうか。
ですから、私の心情は常にグレーゾーンです。

お食事の後、いよいよ桜ちゃんが、待ちに待ったバースデーケーキとプレゼントの時間

パパと一緒に買い物に出かけ、自分で選んだ桜ちゃんのプレゼントは・・・・
ママが、「私だったら、絶対買わせなかったと思うけれど。ド派手なの。ド・ハ・デ!(笑)」
パパ「そんなこと言ったら、桜が可哀そうだよ」

桜ちゃんも、自分で選んだものの、さすがに恥ずかしいのか、可愛い赤い袋の中を覗きこんでは、へらへら体をくねらせて笑い転げ、私達に
なかなか見せようとしません。

     

赤い袋の小さい方は、娘に頼んだ私からのプレゼントになります。
やっと照れながら、みんなの前に差し出しました。

     

確かに派手~!悪趣味~!(笑)
でもそれは勝手な大人の感覚。
女の子にはあこがれのものなのですね~
この年ごろの気持ちを受け入れ、理解してあげなければ。

次は次女のK君からのプレゼント。可愛いシール。

     

次女のプレゼントは、娘曰く。「さっちゃんが選んだものとは、対極にある品物よ。」と言って、笑いながら渡しました。
シックなヘヤ―バンドとがまぐちの小物入れ。

     

祖父からは、パズル。
いつも夫のプレゼントはささやかながら、ユニークで、孫が一番気に入ります。
今年もただのパズルではないようです。

     

最後に私からは、先程のド派手な手帳とラルフの子供服二枚。
ピンク柄は、ジーンズの上に着る今はやりのチュニックです。

 

プレゼントの前に、ケーキにローソクを立て、ハピーバースデーの歌を、みんな揃って元気に歌いました。
私がホロっとさせられたのは、ケーキに私の名前も書かれていたこと。さくらちゃん&おばあちゃま、おめでとう、と。

     

何だか長くなりすぎて、私のプレゼントに付いて書くスペースがなくなってしまった感じです。
すでに日記で触れたお財布と食器なのですが、このことについてはまた明日述べたいと思います。

お財布にまつわる楽しい記事を新聞で読みましたので、そのご紹介も兼ねて・・・・

最後に私は幾つになったの?と皆さんから尋ねられそう。
年を尋ねるのは、女性に失礼ですよ。(笑)
年齢不詳のかれん桜で通したいところですが、吉永小百合さんとほぼ同年齢です。
これは私のイメージ戦略。(笑)

疲れて20分の仮眠を夕食後とり、階下に降りたところ、写真を撮りましょうと、婿に言われ、
「じゃ~髪がぼさぼさだから、とかしてくるわ。」といったところ、

「どちらでも同じだから、そのまま、そのままでいいですよ。」

と言われてしまいました。(笑)
ちょっと不本意な写真だけれど、顔も隠さないで掲載してしまいます。
どなたも気が付かないと思うから。肌寒くて、室内なのに上着をはおったままですけれど。

     

 帰りの車の中で婿との会話をまた。

私「私達の地域はまだ一度も停電が無くて助かるけれど、不公平との文句が、随分出ているようね。確かに申し訳ない気がするわ。
文句を言いたくなる人の気持ちも分からないでもないわね~」

婿「文句を言う人の気持ちがしれないな~東北の人達の苦労を思えば、謹むべき言葉ですよ。」

そう言われれば確かにそうだと、彼の感想に感心しました。

我が町で停電がないのは、隣の駅にHがあるから、或いは大きな総合Bがあるから、とも言われています。
夏の電気の厳しい需給バランスの時をいかに日本は乗り越えるのか、今から気になります。

昨日、振込用紙に一言添えて、福島へ義援金を送りました。
先日口座番号を、このブログでも載せましたので、一応確認をとりました。

局員さんが、この番号でいいですよ。この口座に皆さん良く振り込まれますとのことで、安心いたしました。
本当にささやかですが、毎月当分の間振り込めるように、、今月も無駄をそぎ落とした生活を心がけたいと願っています。

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