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今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

母の日の思いがけない贈り物

2025-05-17 07:19:57 | 家族

5月10日の出来事は、私には、とても思いがけない嬉しい事でした。

その日は、母の日の前日。

長女から、「一日早いけれど、母の日だから、ご馳走するわ。11時に待っていてね」

と数日前に連絡がありました。

11時とは、いつになく早いな、と思ったのですが、私はその行き先は、長女夫婦が大のお気に入りの

イタリアンのレストランと思い込んでいました。

最寄りの駅前の界隈にそれはあります。

そのつもりで、身支度を整え、私は待っていたのです。

 

元町通り
この横道を入ったところに目的のレストランがありました。

 

ところが、娘婿のHさんが運転する車の行き先は、まるで違いました。

そのレストランは、横浜の元町の近くにある、評判のとても高いフレンチのお店との事。

意外な事でしたので、少々驚きましたが、服装はそれなりに整えていたので、良かったです。

 

私は横浜市民と言っても、都心にとても近い所に住んでいます。

横浜都民と言われるような場所で、買い物は都心に出かけるほうが遥かに便利。

ですから横浜の中心地に行くのは、一昨年、妹と姪のKちゃんと一緒に旅行して以来の事でした。

 

 

少々びっくりしましたが、期待で胸が膨らんでいきました。。

横浜市民でありながら、いつも憧れを抱き続けている街ですから。

一昨年の妹、姪との、とても楽しかった旅行の想い出も蘇ってきました。

 

昨年、購入したばかりの長女の車に乗って、遠方まで出かけるのも初めて。

乗り心地の何と良い事。

まるで室内にいるような快適さです。

彼の話によると、水の中も走行できるように設計されているとの事。

事故に遭っても、この車なら命は守られそう。

そんな感想を抱きました。

相変わらず、乗るのに、私はチョット苦労するのですけれどね。

 

 

その車に乗り、30分位分経過したでしょうか。

横浜の市街地へと。

元町通のすぐ近くで、私と娘は下車。

行き先のフレンチレストラン、「霧笛楼」に到着。

Hさんも、駐車場に車を止め、すぐ戻ってきました。

 

 

エントランスに足を踏み入れると、そこは正に高級レストランといった趣の誂えで、

久し振りに優雅なひと時へと。

 

体調を崩して以来、私の暮らしは、益々引きこもりになりがちな地味な日々でした。

妹の孫娘、Kちゃんの結婚式が催された代官山のレストラン、マダムトキ以来の優雅なひとときと言っていいでしょう。

セッティングの食器の個性的で何と美しい事。

如何にも、開国の街、横浜を象徴するような一皿一皿でした。

その上に、見事な美しくて美味しい料理の数々がサーブされました。

 

 

 

 

余りに思いがけないこの日の出来事でしたので、私は何だか夢心地。

まるで友達夫婦といった雰囲気の長女と婿のH,さん。

Hさんは、相変わらず長女を褒めてばかり、

意気投合し会話が弾む若夫婦を眺めているのが、美味しいフレンチの料理以上に、私には最高の贈り物でした。

 

思いがけず、高級なフランス料理をご馳走になり、そのレストランを後にして向かった先は、港の見える丘公園。

ママ、体調が大丈夫なら、少しこの界隈を散策し様と思うのだけれど、と訊かれたので・・・。

もちろんOKよ、と応えた私です。

 

 

そう言えば、一昨年、妹たちと旅行した時の観光の終着点は、この港の見える丘公園でした。

其の先の山の手に、外国人が住んでいた居留地区があり、そこには素敵な洋館が立ち並んでいたのですが、

そこまでは上りの坂道で、気候も炎天下。

私の体力では、とても無理となり、諦めてホテルに引き返したのでした。

 

この日は、其の時と違い、気候は、正に観光にはうってつけの清々しい五月晴れ。

ですから、もちろん、OKを出した私です。

港の見える丘公園は、あいにくの曇り空でしたが、視界は開けていました。

横浜港とベイブリッジと海の景観は、曇り空ゆえ色彩は鮮やかとは言えませんでしたが、十分満足できる

素晴らしい物でした。

庭一面、バラが咲き誇る、イギリス館も近くにありました。

英国総領事公邸として建築されたもののようです・

 

バラの何と見事で美しい事♪

 

その景色を満喫し、その後向かったのが、外国人の居留地区界隈。

異国情緒漂うその大通りは、正に私にとっては理想の散策路。

神戸にも心から惹かれた私だけれど、横浜のその風景の格調は、それよりも少々上かな。

そこには、更に瑞々しい五月の緑が、街路樹或いは庭園となって、洋館の窓を覆うばかり。

その緑の、圧倒的な量にも感激。

私は、その散策のひと時、素敵!素敵を連発してばかりでした。

 

 

外人墓地

手入れが行き届いていなくて、何だかうら寂しい趣。
故郷に思いを馳せ異国で亡くなった人達の気持ちを察しながら、しばし見つめました。

 

私は、京都のような古都の趣にもとても心惹かれるけれど・・・。

それ以上に、歴史が息づく洋風の建物が私は大のお気に入りなのです。

その訳は、実家の佇まいが影響しているのかもしれません。

その家は、イギリスに数年留学し、帰国後、祖父が建てたものでした。

三角屋根の高い天井とスライド式の窓がある洋室がありました。

キッチンもダイニングテーブが置ける程に広かったです。

 

エリスマン邸
日本の建築界に大きな影響を与えた近代建築の父と呼ばれたA.レーモンドの設計。

 

 

 

幼い頃から、その洋間に身を置くのが大好きだった私ですから。

音響効果も素晴らしくて・・・。

そこには、非現実的な特別な空気がみなぎっている。

そんな気持ちになったものです。

その影響も多少あったのかもしれません、

日本人ながら、洋風の建物をマイホームの設計の際にも、イメージし続けた私です。

 

山の手234番館

 

でも実際に歴史建造物になっている洋館に身を置くと、まるで我が家とは違いました・

重厚感の差は歴然。

比べる事が愚かというもの。

 

 

洋館巡りをし、もっともっと素敵な暮らしを心がけようと思えたことが、この度の何よりの収穫かな。

実に単純で、まるで少女のように感動してしまった、この度の母の日の贈り物。

夢と元気を一杯授けてもらうことができました。

長女夫婦に、心からのありがとうを言いたいです。

 

横浜山手聖公会

この教会では礼拝堂に入りました。
一瞬でも心が洗われる思いになりました。

 

次回の記事も、娘達からの贈り物についてもう少し書かせていただきます。

 

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