ホームセキュリテイを取り付けたお宅を、よく目にするこの頃となりました。
門扉や玄関の扉近くに、「セコム」のマークがあるので、それに気が付きます。
せコムに限らず、大手のセキュリテー会社は、他にも色々あるのでしょう。
今の時代の新築マンションは、この設備を完備しているのは当たり前。
次女宅のマンションも、そのようです。
長女宅は一戸建てですが、このシステムが備えられています。
実は我が家も、新築時から、旧式の防犯設備を取り付けました。
今果たして機能するかどうか、全く疑わしいですが。
我が家のホームセキュリティーの大元のスイッチ
しかし私は、このセキュリティーが大の苦手。
一戸建てを新築するまでは、私は長女宅のマンションに気楽に出入りしていました。
新婚当時のマンションには、セキュリティーの設備は確かなかったと思います。
青山のマンションは、二名の受付嬢が常駐していたせいか、セキュリテイーのことは気にしないで、中に入ることができました。
ところがその後新築した長女宅は、自分でセキュリテーを解除しないといけません。
操作を間違うと、警報が鳴り響きます。
メカに弱い私は、間違えそうで、それ以来、長女宅はとても敷居が高くなってしまったのです。
我が家の窓についているセキュリティーの部品
それでも、R君が受験勉強中は、時々夕食を運ぶため、留守中に長女宅を訪問するようになりました。
ドアを開けるなり、暗証番号ボタンを押して、セキュリティーを解除。
その時点で、私は、何だかいつもほっとします。
ところがある日、失敗をしでかしまった私。
暗証番号を押すのを忘れて、二階に上がってしまったのです。
すると間もなく、ピポー、ピポーと(違う音色だったかもしれません)、警報音が鳴り始めました。
私は緊張がマックス。
事なきを得て、その音を消すことができましたが、しばらくすると、セコムの会社から電話がかかってきました。
色々質問を受け、応えた時点で、私が身内であることが分かったようです。
警報音でショックを被った気弱い私。
手伝いに来たつもりでしたのに、しばらく放心状態で家事をする気になれませんでした。
次女宅
このような失敗を、凝りもせず、もう一度、私は犯すことに、
今度は次女宅で。
次女宅に、夕食のお惣菜を持って出かけた時のことです。
週末から、四泊5日で、大学時代の友人家族と合流して、フィリピンんのセブ島に旅行に出かけることは知っていました。
でも、金曜日から、成田のホテルに一泊することを耳にしていたのに、すっかり失念。
いつも通りに、鍵を開けて中に入ろうとしたところ、コロンコロン、コロンコロンと聞き慣れない音がします。
警報音らしくない優しい音でしたので、何事、としばらく戸惑う私。
実にきれいに整理整頓された部屋を見て、やっと状況が理解できました。
我が家のインターホン機器
テレビ画像で、訪問者の姿や外の様子を確認できます。
多少のセキュリテイー機能を有している、と言えるのかもしれません。
もう旅行に出かけたのだわ。
今鳴っている音は、もしかしてセキュリティーの警報音?
次女宅の解除方法は知らない私です。
私は、またまたショック!
まるで盗人が逃げ出すかのように、大慌てで家を飛び出し、鍵をかけて娘宅を後にしてしまいました。
その後、冷静になると、心配が押し寄せてきたのです。
恐らく、セコムから、娘のもとに連絡がいくでしょう。
折角の海外旅行を、私は台無しにしてしまうのでは、と気を揉み続けることに。
後日、分かったことですが、セコムの警備員が訪れ、室内をチェックしたようです。
特別迷惑も受けなかったような涼しい顔で説明する娘を見て、とてもとても安心しました。
今回のように、警報音が鳴った時には慌てず、家にそのままいて、警備会社から電話が来るのを待つ。
名前を名乗り、身内であることを話せば、それで収まることでした。
解除の暗証番号を控えておくことが何よりも大切なのは言うまでもありません。
恐らく、私が入った時、鳴り始めた警報音は、警備員の人が訪れるまで鳴り続けたにちがいありません。
便利なメカが実に多く出揃っている、今の世の中。
でも操作を間違えたり、そのシステムににうっかり操られると、とんでもないショックを私のように受けることになってしまいます。
年寄りはメカに弱い人が多いでしょう。
便利なようで、何だか住みにくい世の中でもありますね。
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ありがとうございました。
花のように泉のように