今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

三カ月毎の定期検診

2013-06-23 06:56:33 | 病気

ここ数年、自然の気性の激しさに私は畏れをなし、今回もとても心配した台風でしたが、

関東地方に到達する前に、温帯低気圧となり鎮まってくれたようです。

昨日は、ときどき小雨もちらつく不安定なお天気ながら、さわやかな青空をしばしば仰ぐことができました。

九州にお住まいの方々には、被害がございませんでしたでしょか。

お見舞い申し上げます。

 

 

思い起こすに、多大な被害を我が国にもたらした一昨年の台風15号。

我が家も少なからず被害を被りました。

その台風の翌日の早朝、朝食を取りながら受けた朝の印象は、

「今日はいつになくお部屋が明るくて空が広く感じられるわ。

台風一過の何と清々しい気持ちの良い朝でしょう!」

でした。

このように呑気に構えていた私でしたが、朝食を済ませ居間の窓辺に立ち仰天!!!

荒れ狂った風で、ファミリールームの窓前の大きく成長したミモザの樹が根こそぎなぎ倒されていました。

更に庭中央に設置された大きなバ―ゴラ(上の画像がその一部です)と対象に植えられたもう一つのミモザの樹も無残な姿に。

それゆえに、私の視界に映る窓の景色が大きく変化してしまっていたのですね~

それに全く気付かず、明るくなった部屋に、台風一過の早朝の爽やかさを思い、、喜んでいたなんて。

余りに呑気すぎ、今思い出しても、自らに呆れ果てます。

 

その日の午後、私は定期健診を受ける夫に付き添って、都心の総合病院に出かけました。

担当医のT先生が、「台風が通過した後で良かったですね~」とおっしゃられたことを、今でも良く覚えています。

今回も、運が悪ければ、台風が治まらず、嵐が吹き荒れる当日に、一昨日の夫の定期検診がかち合うことも十分あり得たことでしょう。

出かける数日前から故に、お天気がとても気になった私です。

 

夫に尋ねてみました。

「もし台風の日に、検診日が当たっても、あなたは病院に行くつもり?」と。

すると、うんと頷くではありませんか。

果たしてそんなこと可能かしら、とYさんの返事に、臆病な私は戸惑ってしまいました。

 

でも過密スケジュールの中、患者の治療に当たっている病院です。

その日を逃せば、次回はいつ診て頂けるか分かりません。

何事も冷静に淡々とこなす、強い精神力の持ち主の夫のこと。

それが、当然の返事だったのでしょう。

 

 

 

今回も、T先生の診察は予約時間通りで、以前のように数時間待たされることはなくなりました。

その前に、CTと血液検査を受け、その結果報告を先生から三カ月ごとに伺っています。

その日の診察を済ませた後、、次回の予約と検査の日時を事務方さんと話し合って決めるわけですが、夫の番が回ってくるまでの待ち時間の長い事。

更に、検査の時間を調整するための時間が、相当かかります。

診察と検査日を同じ日にしなければ、簡単に決められることでしょうに。

夫は同日を希望するものですから、空いている時間帯を事務の方が探すのに一苦労なさいます。

高齢化社会となり、患者さんが増える一方の病院の繁忙さが伝わってくるようでした。

事務方さんの努力のお陰で、一回で三カ月検診のすべてを終了して、病院を後にできる私達。

 

 

お話しが前後してしまいました。

診察前に戻します。

さていつも通り、病院から手渡された小さな機器を携え、その発信音が鳴るのを待ちます。

間もなく診察が始まります、とのお知らせのベルが鳴りました。

その後、私達は広い待合室から移動し、診察室前の長いすに腰かけます。

然程待つこともなく、清潔感あふれる木の温もりのするドアが開きました。

T先生が、いつもと変わらない爽やかな笑顔で、どうぞと手招きで出迎えて下さいます。

T先生の優しいお顔を拝見するだけで、何か救われたような安堵感に浸れる私。

 

 

そしてパソコンのCTの画像に目を向けながら、おっしゃられたことは、

「全く問題ありません。

血液検査の結果はすこぶる正常です。

肝臓の数値も全く異常なしですね~

肝臓の画像にも、怪しげな兆候の影もまったく見られません。」

との事でした。

 

先生に心からお礼を申し上げ、診察室を後にした私達ですが、旦那さまに私は次のように語りかけました。

「三カ月検診の前は、やはりとても緊張するけれど、今回も無事で、本当に良かったわね~」と。

いつまでもいつまでもこの調子で、元気に暮らしてほしいと願う私ですが・・・・・・

 

 

昨日、用事があり夫の書斎に行くと、手が慌てて机の前の小窓の網戸を開けて何かを外に放り投げました。

まるで子供みたいな夫なんですよ。

皆さまは、彼が何をした、と想像されますか。

何と私に隠れて、時々タバコを吸っているのです。

それは許容範囲としても、私に目撃された時の行動が何ともお粗末。(笑)

 

肝臓がんと分かって以来、禁酒、禁煙、実に見事に自主的に実行した旦那さまです。

その意志の強さに、家族一同感心したものでしたが・・・・・・

手術後の経過がすこぶる良好だったので、次第に気が緩んできたのでしょう。

この隠密の挙動は今に始まったことではありません。

私に叱られると思うのか、心配をかけまい、と思ってのことなのか理由は分かりませんが・・・・・・

小窓から慌てて喫煙中のたばこを捨てる子供じみた動作を、今でも改めようとしない夫です。

 

私は言いました。

「C型肝炎のウィルスが蘇ってしまったのだから、たばこを吸うのは止してほしいの、危険だからお願い、止めてね!

こんなことであなたがまた癌を患っても、もう私、同情なんてしてあげないわよ」

と少々厳しくいさめます。

ちょっと照れくさそうながら、ポーカーフェースのまま表情を変えない旦那さま。

 

小窓の下は、和室の前の坪庭。

夏草でも茂ると、たばこの火が燃え移って家事にならないとも限りません。

そんな注意も、幾度してきたことでしょう。

 

いつもは威厳ある態度で私に接して止まない夫ながら、こんな子供じみたところもあり、何とも不可解な人。

今後もきっと隠れて煙草は時折、吸うつもりなのでしょう。

監視し続けるわけにもいかず、私は諦めるしかない心境です。

多少のことであれば、かえってストレス解消となり体のためになる、と前向きに考えていく事に致します。

 

       

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