この度の姉妹旅行、年相応のボケ行動のような事もいろいろあり、そのたびに 顔をを見合わせて苦笑いの私達でしたが。
そのエピソードも今となっては忘れてしまって、具体的に語れるものはほとんどありません。
ボケ勝負は互角と言ったところでしたでしょうか。
ただ一つ、印象が強烈だったため、覚えていることがあります。
旅行の出鼻だったせいもあるでしょう
待ち合わせた新宿駅でのこと。
私は、三十分前には駅に到着、改札口前に来たときの事です。
緊張した面持ちで足早にどこかに向かおうとしている妹の姿が、偶然目に入りました。
もちろん大きな声で、妹を呼び止めた私です。
慌てた行動の理由は、Aちゃんが決めてくれた待合場所が、ロマンスカーの発着場ではなかったからでした。
そのため、急いで移動しようとしていた所に、私はタイミングよく遭遇。
もし出会わなければ、携帯で連絡が取りあえるとはいえ、お互いにうろうろして、困ったことになっていたかもしれません。
私が思うに、このような時はとりあえず、指定された場所にいて動かないこと。
それが賢明かもしれませんね。
でも責任感の強い妹のこと。
焦った気持ちはとても良く理解でき、有難い事でした。
箱根登山鉄道の途中の駅での光景
変な影が映ってしまって、ちょっと恥ずかしい画像ですが、のどかな雰囲気がよく出ていて好きな一枚です。
それからはひたすら、妹についていくだけの私。
ロマンスカーの車中では、楽しい語らいに終始しました。
しばらく経過し、車窓の景色が緑一色になると、旅行気分が一気に盛り上がりました。
10時36分に湯元到着。
登山電車に乗り、強羅駅で降車。
宿泊先のホテルへと、送迎バスで向かいました。
そこは東急のリゾートホテル。
妹のゴルフ友達が譲ってくれた会員権に私も与り、とても安い宿泊料で泊まることができました。
こんな事を言っては失礼かもしれませんけれどね。
送迎バスが駅に到着したとき、降車した7~8人の友人らしき奥様方。
余りに華やかでびっくり!
有閑マダム風で、大手のリゾートホテルの会員になる人たちの豊かな暮らし振りを、垣間見る思いがしました。
そういえば、妹は過去に、似たホテルの会員になり、その業者が倒産するといった憂き目に遭っています。
それを思い出し、多少高くても、大手の会員になるべきだったわね、と話しました。
私達が宿泊した会員制のホテル
そのリゾートホテルは、大手の観光ホテルほどの優雅さやきめ細やかなサービスは感じられませんでしたが。
落ち着いたしっとりした佇まいで、心から寛ぐことができました。
窓から望める景色も素晴らしく、何より感動したのは夕食の会席料理。
妹がゴルフ仲間と利用するときは、夕食も朝食もバイキング利用とのこと。
それがこのホテル客の主流のようでしたが、料理好きの私。
めったに出かけない旅先では、一流のお料理にありつくのを楽しみにしています。
ですからこの時も、私の希望を叶えてもらいました。
ところがそのお料理が素晴らしくて、期待以上。
こんな美しいお料理に出合ったのは初めて、と言ってもいいほどのものだったのです。
旅行記の順序が前後しますが、先にその画像を載せました。
明日からいよいよ観光の想い出を、具体的に綴ります。
ご訪問、温かな応援、本当に有難うございます。
花のように泉のように