先日キャンプに行って火傷した。3度に近い2度の火傷。でも2平方センチ程度なので大したことはない。怖いのは感染症。
いまさらながら皮膚って頑張っているんだなと思う。ほんの2センチ欠けただけで、悪い細菌に感染したらぼくは死ぬ。
ところがぼくは甘いもの大好き男。糖尿にならないわけがない。そのうえ職場では炭水化物同好会に加入していた。
糖尿になると傷の直りが遅いと聞いて怖くなり病院に行った。
そこで渡されたのがこれだ。
少し変だという気がした。
というのも、僕の火傷の患部、皮膚は消滅して真皮がのぞいて濡れている。塗る皮膚がないのにこれを塗ってみましょうと渡したのだ。
怪しい気がして友人の医者に聞いたが、同業者をかばってはっきりした物言いをしない。せいぜい言ったのが「何もするな」という程度。
これでは感染症で死ぬかもしれんと思いネット検索。
この薬の効能書きの中に、
禁忌
次の場合には使用しないこと
第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある]
と、あった。
医者ってこれで務まるんだからね。医学は日進月歩なのに一度免許を盗れば死ぬまで有効。教員って3年ごとの更新だ。
私大医学部なんてどこでもいいならばバカでも通る。願書に親の職業が医者かどうか聞いてくるんだから。これ、どーゆー意味。授業料2500万/年×6年。医者でもやってなきゃ払えないって。
ネットでラップ療法を知りブログ「みんカラ」の友人からも教えてもらい即実践。確かに再生は糖尿のせいで遅いが、着実に回復してきた。
いまは、イワシの缶詰を足に貼っている。(乾燥、通風、再生促進、患部保護)これはなかなか効いた。絆創膏はマスキングがよい。接着剤が足に残らない。安い。ズボンをまくり張っているのはガムテープ。これは絆創膏としては使えない。接着力が強すぎ皮膚呼吸を妨げ足がかぶれる。
それでも読者は思っているだろう。高校のころ頭のいいのが医学部に行ったし医学部の偏差値はどこでもすごいし…
そりゃ都市部の国立の話。
一部例外はいても、もはや、医は算術、仁術にあらず。
コロナ解説医者たちの間抜けな発言、ワクチン一つ作れずあきらめる塩野義。ミドリ十字、ファイザーに吸収されてよかったね。
卒業生を見ていると、最初はみんな希望に燃え人の命を救おうとする。
ただ、長くて3年。 若いのが初任給200万じゃあ研究室よりポルシェがよくなるでしょ。昇進がバカの順にするのは一般会社と同じ。やってらんないの。
中村哲ちゃん。天国でも気が休まらないね。 不条理。