《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

謎の鏡

2016年11月20日 | Weblog

富雄川西側の高台にある弥勒寺について。
富雄丸山古墳から出土したと伝わる『二伸二獣鏡』(後漢の代)を所蔵しています。
…同じ鋳型からつくられた鏡であり、古墳時代前期の政治史を考える上で重要な資料とされています。 
本品は市内に現存する唯一の三角縁神獣鏡であり、香川県に1面の同笵鏡の存在が知られています。
鏡とともに伝えられる文書などから江戸時代から弥勒寺に伝来することが確認でき、
富雄(とみお)地域の古墳から出土した可能性が高いものとみられます。
…遺存状況も比較的良好で考古資料としての価値が高いものです。
http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1258099477718/index.html
 …富雄丸山古墳から出土したとされる弥勒寺所蔵の三角縁神獣鏡が、
同古墳出土ではない可能性が高いことがわかった。 
同古墳出土とされる別の三角縁神獣鏡3枚と比較した結果だという。2010-03-03[毎日新聞]