《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

旧街道4・竹ノ内街道「巡礼街道」

2015年08月28日 | Weblog

観世音菩薩を信仰する人々が、観音像を安置する33ヶ所の寺を参拝して歩くことは、僧や修験者、貴族などが主として平安時代末に始まった。それが江戸時代になると観音の功徳にあずかることを願う市民の間でも盛んになる。西国33ヶ所観音巡りの一つ第四番槇尾山施福寺(和泉市)より五番紫雲山葛井寺(藤井寺市)へ行く街道の近道が尺度から軽里付近を通っており、この辺りも巡礼街道と呼ばれていた「古代国道1号線」のいま。