《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

合歓の木の向こうは都会

2015年08月03日 | Weblog

関西では「ねむりの木」と言っているが、東北地方では「ねむたぎ」九州では「ねむりこ」といずれも「眠り」である。豆科に属しイラン、アフガニスタン、中国、朝鮮半島と「陸のシルクロード」に自生しているということになる。名前の由来は夜になると葉が閉じる「就眠運動」からで、「合歓木」は中国で夫婦円満の象徴されてていることからそう呼ばれている。いずれにしても夕方になると葉が合わさって閉じてしまう様を「眠る」ことにたとえたもの。花言葉は「歓喜」。象潟や 雨に西施が ねぶの花(芭蕉)。余計なことながら「西施(せいし)」⇒楊貴妃らと共に中国古代四大美女の一人。(画像は生駒山より)。旧街道4・竹ノ内街道 http://blog.goo.ne.jp/maibuncoco/