《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

旧街道2・京街道2「酒くらわんか~」

2014年12月16日 | Weblog

枚方宿は東見付から西見付までの東西13町1間(1.5㌔余り)、道幅2間半(約4.5m)を云います。三十国船が近づいてきますと、物売りの船が近づいてき「酒くらわんか~、餅くらわんか~、しんきくさい顔さらさんと、はよ金使わんかい!」と粗っぽい声を掛けたのでございます。用いられたそれらの器は「くらわんか茶碗」と呼ばれ、使い捨てだったたために川へ捨てたとの説もあります。また茶碗の数で代金を計算したため、食べ終わった茶碗を隠れて捨てる者も多かったという話があるのでございますがはてさて。誤魔化しは何時の世も人間の「性(さが)」で御座いましょうか。デジブック・≪河童≫のちょっこっとシリーズ「大阪城」にお立ち寄りください。