月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

抗がん剤治療26日目 ~1クール目最終チェック

2016-06-17 | 癌について
今日は2クール目を予定通り受けられるかどうかの最終チェックの検診だった。
いつも通り、採血して、検査結果が出るのを待つ。
だいたい1時間半~2時間も待ち時間があるので、最初の1時間くらいは病院の外へ出てコーヒーを飲んだりしている。

ひとまず、白血球の数も正常値に戻っていたし、肝臓、腎臓の数値も正常値だったので、予定通りあさっての日曜日にまた入院して、月曜日に抗がん剤投与することになった。

脱毛した以外はほとんど元通りの体調に快復していてよかった。
またゼロから出発できる。
マイナスからの2クール目だったらしんどいだろうけど、この元気な状態なら耐えられる!

病院に行くといつも気持ちが沈んでしまうし、ちょっとしたことで不安になって涙が出ることもある。
でも、絶対治ると信じて、やれることを全部やっていこうと思う。
それでダメだったら、それが私の運命であり、寿命なんだろう。

結局、「今」を生きるしかないんだなぁ。

「今」は人生のリハーサルではなく、すでに人生の本番だ。
だからあれこれと考えて悩んでいる時間などなく、一瞬一瞬を生きなければ。

今日もまだ必死に原稿を書いている。
昨日はようやくエンジンがかかって、原稿を2本仕上げたけれど、本調子ではないなぁと思う。
頭の回転が鈍くなった気がする。文章の組み立てが遅いし、言葉がうまく出てこない。ものすごく時間がかかってびっくりした。

あと4ページの原稿(3000字程度)が2本!!
頑張らないと間に合わない。

退院したら、3クール目が終わるまでほとんど仕事はないので、7月はかなりゆっくり過ごせそうだ。
だからとりあえず今日明日は、病人だということは置いといて、限界まで書き続けよう。