月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

家での楽しみ方

2016-05-31 | 生活
ゴールデンウィークから久しぶりに刺繍を始めた、という話は前に書いた。
その後も熱はさめず、入院している間もどうせ時間はたっぷりあるからと、刺繍を持っていくことにした。

私はどうも絵心がないので、ネットで刺繍キットを探していたら、フェリシモで見つけたので購入。

チクチクチクチク
ひたすらチクチク

子供の頃からずっとこうやって手先を動かして何か作っていれば幸せだった。
20年ぶりくらいにやったので最初は手が動きにくかったが、すっかり思い出してきれいに仕上がった。



あー、楽しい
次は何を作ろうかと考え中。やっぱりものづくりは楽しいなぁ。

山椒の下ごしらえも、今年はしんどくて無理かなぁと思っていたが、箱買いではなくパックで少しだけやることにした。



しかし、ちょっと手を抜いて「茹でるの1回+アク抜き一晩」にしたら、やっぱりやや「えぐみ」が残った・・・
早速、これでちりめん山椒を作ってみたが、いつものような上品な味に仕上がらなかった。
やっぱり手抜きはダメだ。

治療は辛いし、仕事はまともに受けられないし、生活の中で不自由なことは増えた。
だけど、治療が始まる時に決めていた。

動けるかぎり、動く。
時間を有意義に使う。

この治療期間の3ヶ月が、自分の人生における「空虚な意味のない3ヶ月」にならないように。
仕事ができないなら、家でものづくりをする。
生活の中で感謝できることを見つけて、毎日を楽しむ。
私のことで心を痛めている夫のためにも、これ以上心配かけないよう、いつも笑顔で過ごしていたい。