月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

抗がん剤治療6日目~変化

2016-05-28 | 癌について
投与3日目から始まった痛みは、今朝になるとほとんど引いていた。
よかった。
痛みがないだけで、かなり楽だ。
しかし、代わりに足の裏が少ししびれる。
歩くときに違和感。辛くはない。

しびれに関しては、治療が終わっても取れない人、むしろ酷くなる人もいると聞いてびびっている。
治療中はどんなことも我慢するので、治療が終わったら何も残らないでほしいと思う。

手術後からずっと不眠症と夜間頻尿で、夜中に何度も目が覚めたり、眠れなかったりしたのだが、2日前からぐっすり眠れるようになったのも変化の1つ。
眠りが深く、夜中に目覚めることがない。
さらに、朝の目覚めも良い。
毎日たっぷり7時間寝るようにしている。

体が再生のために睡眠を欲しているんだなぁと感じる。
どんなに痛んでも、ご飯が食べられるのも同じこと。
私の基本的な強い生命力が、絶対に体を弱らせるほうへと向かわせない。
体じゅうの細胞たちが、一緒に立ち上がろうとしているのを、変な話だけど、本当に感じるのだ。

だから、大丈夫だと思う。
今日は体調も良さそうなので、今のうちに仕事を少しでも進めておこうと、気持ちも前向きだ。

しかし、これから1週間は白血球が減少していく。
それによる辛さはないようだが、感染症が怖いので、マスク、手洗い、うがいは必須。
人ごみもできるだけ避けて、熱が出ないように、あまり無理に体を動かさないようにしなければならない。
これも、痛いよりは全然いい。
この間にしっかり原稿を書いてしまおう。