月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

最近の課題(によって寿命を縮めている)

2012-06-04 | 想い
先週の金曜日に引き続き、今日も東京へ取材に。
この土日も遊びまくっていたし、家の事をする時間がなく、最低限の食器洗いや洗濯程度しかできないので、部屋が汚い。
ややストレス・・・
腰痛が治っただけでもマシだけど。

今日はたったの1時間の取材のために東京は八王子まで行ってきた。
行きは一人だったけど、帰りは社長と一緒で。
新横浜で降りて、ちょっと豪華なイタリアンをご馳走になった。もちろんビールと赤ワイン付き。
さらに、新幹線はグリーンに乗せてもらい、中でもワインとナッツを買ってくれた。

なんや~この待遇
仕事をもらって、ご馳走になって、グリーン車で重役待遇。
ここまでしてもらえると、日帰り出張も苦にならない。

とはいえ、体は正直で、往復7時間乗り物に乗っていたのでなんだか疲れている。

先日も友達と話していたのだけど、最近の私は「健康的な生活」がテーマになっている。
睡眠時間もできるだけとるようにしている。
体にガタがきているというよりは「無理をしない」ということが目標なので。

今年に入ってから、劇的に睡眠時間が増えた。
一応今は目標は「12時半に寝て7時半に起きる。7時間睡眠」だ。
実際は、夫が帰宅するのがだいたい12時以降なので、「1時過ぎに寝て7時半に起きる。6時間半睡眠」が多い。
それでも、去年までは2時前に寝ることはほとんどなかったのだから、たいした進歩だ。

昔は4時間半が普通で、それが毎日でも大丈夫だった。
今は・・・というか、去年の段階でも、そんな短い睡眠時間は考えるだけで怖い。
やっぱり歳をとったからだろうなぁ。
やってできないことはないだろうけど、仕事中に眠くなったりボーっとしてしまうんじゃないかという恐怖がある。
もう自分の体力に自信がないのだ
取材中も原稿を書くときもすごく神経を使うし、頭も感性もフル活動なので、「眠くなるかも」ということがすごく怖くなってしまった。

まあ、これが普通なんじゃないかなと思っていたのだが、友達の中には「毎日4時間睡眠でも大丈夫」という人もいて
とにかくパワフルだし、若さ全開だし、すごいなぁと羨ましく思う。
睡眠時間を削れるということは、その分多くいろんなことができるし、断然オトクだ。

「睡眠は死んでるのと同じ。できるだけ削るべし」ということを言い続けていた自分が、こんなにも早く衰えるとは…
なんとも情けないことである。

それにもう一つ。
最近、たいして忙しくもないくせに「あー、時間がないなぁ」と思うことが増えた。
自分は人より家事などはテキパキできるほうで、仕事も早いほうだと思っていたのだけど、こちらもかなり衰えているのか、一生懸命やっているつもりなのに「あー、またできひんかった!」という毎日で……。

朝起きてから家事や水遣りと身支度をしたら、もう10時くらい。
そこからメールチェックしたり、いろいろ細かいことをやっていたらお昼が来て。
昼ごはん作って食べて片付けて、コーヒー入れたらもう1時半。
そこから集中して原稿書いていたら、あっという間に夕方が来て。
もしくは取材に行って帰ってきたら夕方で。
買い物行って、洗濯取り入れて、ご飯作って食べて片付けて、もう少し仕事して、お弁当のおかずが足りなかったら作って・・・
とかやっていたら、もう10時過ぎていて。
慌ててお風呂洗って沸かして入って、ちょっとテレビ見ながら髪の毛や顔の手入れしていたらもう12時。
夫が帰ってきて30分も話せばもう寝る時間。
布団敷いて、ご飯のタイマーかけて、就寝。

布団の中で、「あー、今日もまたあれ残したなぁ」とか、反省して眠る。
飲み会などない日でもこんな感じだから、ちょいちょい飲みに行ったり、実家へ様子を見に行ったり、鍼に行ったりしていたら、さらに生活が崩れていく。
そのツケを土日で取り返そうとしても、2週連続で土日が遊びでつぶれたりすることもあり、ツケは倍増する

こうやってブログを書く30分や1時間というのは本当に貴重だ。
飲み会や土日の遊びを減らせば、もっと自分の時間が作れるんだろうけど、それは嫌だし

だから、家事や仕事をもっとテキパキと、もっと早く早く!効率よく!と思うのだけど、なんだかうまくいかなくて。
自分ってこんなに労働生産性の悪い人間だったかなぁと情けなく思うのだ。
知らず知らずのうちに衰えているんだろうなぁ。
本当に、1日があっと言う間・・・

フルタイムで働いて、家事はもちろん子育てまでしている女性もいるが、一体どうやっているんだろうかと不思議で仕方がない。
たぶん、すごくテキパキと動けてムダがないんだろうなぁ。
まあ、私みたいに飲み会はあまりないだろうから、その時間をまわせているのかも?(笑)

「健康的な生活」と「テキパキ動くこと」が最近の課題。

あー、こういうことばかり考えてるから「真面目やなー」って言われるのかな。
この間、「かおりちゃんって猫舌?」と聞かれたので、
「猫舌ってどういうことなんかなーと考えていて。熱いと感じない舌なのか、熱いと感じていても我慢ができる舌なのか?それをずっと悩んでるねん。私はずっと猫舌じゃないと思っていたけど、『熱くないんやね』と猫舌の人に言われたとき、『いや、熱いし、上あごのところは皮むけてベロベロやで』って答えてん。それで疑問に思った。猫舌ってなんなんだろうと。私は熱くて皮がベロベロになっても我慢して熱いものは熱いうちに飲んだり食べたりするけど、これは猫舌なの?猫舌じゃないの?」
というようなことを答えた。

「かおりちゃんって、真面目やねぇ。猫舌?って聞いただけで、そんな答えが返ってくるとは!!そんなこと考えてるんやねー」
と言われた。あきれられたかな。

確かに、いつも何か考えている。
とにかく物事を分析して考えて答えを出すことが好きだ。

自分としては、「どっちでもいいか~へらへら~」という感じにあこがれているのだが、実際はそれと間逆。
こういうタイプは早死にしそうやなぁ・・・

ちなみに、周りの人が出してくれた結論は、「かおりちゃんは猫舌じゃない」だった。
なんだかスッキリした。

冷え性についてもずっと悩んでいたのだが(汗かきなのに冷え性というのはあるのか、寒がり=冷え性なのかなど)、これも鍼の先生によって解決した。

まあ、こういう自分だけのことなら罪がなくていいのだが、周りの人の事もはっきりさせないと気がすまないことがあり、これがややこしい。
夫は私のそういうところを嫌がる。

夫は「どっちでもいいか~へらへら~」タイプなので、わりと適当に言葉を発する。
それが気になって仕方がなくて、「え?それってどういう意味?こうなのか、それともこうなのか・・・」みたいなことを追求すると、
「うるさいなぁ!たいした意味はないねん!どっちでもいいやろ!」と怒られる。

30歳を超えてから、新たに知ったことや成長したことがいくつかあるけれど、この他人の「へらへら」感覚を追求しない、ということが、今身につけたいと思っていることの1つ。
自分が「へらへら」になるのは無理でも、せめて他人の「へらへら」を黙って見過ごせるようになりたいと、そう思っている。

人にとってはそれが「真実かどうか」ということはあまり関係ないらしい。
私はすごく「真実かどうか」が気になるのだけど。
必ず真実であってほしいという意味ではない。真実かどうかを確かめたいのだ。

でも、他人にとってはどうでもいいことで、それをあれこれ追求されるほうがしんどいのだとわかった。
「猫舌?」と聞かれたら、
「猫舌じゃないよー」もしくは「猫舌だよー」と答えればいいのだ。
その答えが間違っていたとしても、別に誰からのお咎めもないだろうし。

例えば最近もこういうことがあった。
ワイン会で飲んでいる時に、夫が「かおりの友達(ふみことあやがいた)で誰が一番お酒が強い?」と。
そして、「へらへら」感覚の夫は、「ふみこさんかなー」と言った。
ここはたぶん「うん、そうかもね」でいいのだ。「強い」のは確かなのだから。
1位になったからといって、何か得があるわけでもない。
そして、私は別に自分のほうが強くありたいと思ったこともないし(どちらかと言えば、「強いですか?」と聞かれても「うーん、普通に飲める程度」と答えるくらいだし)、正直、それはどうでもいいのだ。

だけど、先に述べた悪いクセが出て、「真実かどうか」が気になって仕方がなくなるわけで・・・
「強いけど・・・一番かな?」となる。
そして、また悪い分析癖が出て、普段一緒に飲んでいるお酒がこうだから・・・これはアルコール度数がこれくらいだから・・・と考えてしまう。

・・・どっちでもいいやん!!←自分から自分へのツッコミ

もうどうでもいいやん・・・的なあきれ顔をしたふみこと夫に気づき、あー、またしょうもないことを考え込んでしまった・・・と思うわけだ。

「真実かどうか」なんて、たいした問題ではないことのほうが世の中には多いということに、未だに気づけない私。
というか、「真実かどうか」を証明するのが難しい事だってたくさんある。
それなのに、そんなことにこだわって、会話の腰を折ったり、しょうもない時間を費やしたりしてしまっているほうがよくない。
夫のように怒り出す人もいるわけで、人間関係にも支障が出てくる。

ワイン会の翌日は、いろんなことを反省してしまった

「真実かどうか」なんて気にする必要ないんだなぁ。
というか、そこにこだわるより、人との会話の中ではもっと大事なことがあるんだと思う。
皆が普通にわかっていることがわからないし、皆が普通にできることができないということが本当に多い。
でもまあ、少しずつできることも増えてきたから、きっとこれも克服できる日が来るだろう。

・・・と、そんなことを行きの新幹線で考えていた私。

もしかして、こういうことを考えること自体があかんのか?
もうお風呂入って寝ます・・・
寿命縮めてるな・・・