貫井徳郎著 小説を書くことを辞めていた人気女性作家の過去を若い編集人に語ると言う形式で小説が書き進められます。普通のOLだった女性が勤め先の社長と恋仲になりその社長が色々な世界を語ってくれ、浮気もしその中で主人公の女性が成長しその男性に認められようとして小説を書き始める。本来顔にコンプレックスを持っていた事でそれを克服するために成形手術を行い別人になろうとするが本質は、外見で無い事を気付き人の醜さを題材にした小説で成功する。男は別の女性と結婚するが結婚後も二人の関係が続く。男に娘が生まれてた事により関係が清算される。この過去を何故か初対面に近い編集人に語り聞かせると言う内容です。男女の駆け引きとコンプレックスと言うテーマで構成されていますが別に編集人が居なくても小説家の物語として単独に成立する話です。最後に小説家が交通事故で死亡し残された過去の男性と女性の過去の顔を編集人が知ると言うエピソードを入れたかったのでしょうか。
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