映画「猿の惑星」シリーズの3作目で何故地球が言葉をしゃべる猿に未来で支配されたかを描いている。痴呆症の新薬を猿で試験しその効果として知能が発達し言葉を覚えていく過程や猿が集団で人間の支配から暴動をおこして行く様が描かれている。猿のシーザーと主人公の研究者との交流も見せ場として描かれている。しかし、暴動に参加した猿が最初に治療薬の影響で知能を高めたのかは、映像で説明しているが隔離施設を逃げ出した猿が檻にいた猿をはるかに上回る数で逃亡した様子も描かれている。何故そんなに数が増えたのか?また、動物園で飼われている猿を逃がして暴動に参加させているがこの猿たちは、治療薬の影響を受けてないのになぜか暴動に参加している。また、オラウータンの数が最後の橋の暴動シーンで大幅に数を増やしているのはなぜか?細かいところは、無視して楽しめという大雑把な表現と最初の新薬開発の詳細のシーンがあまりにもかけ離れている。研究者と言葉を最初に話す猿との友情やその新薬の影響で人間には、死の病原体となる副作用があることも表現している。細かいところは、気にしないで何故猿が地球を支配したのかを暴動シーンを含め多数のCGなどで迫力のある映像で楽しめばよいと思う。
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