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運命の人

2012年04月17日 | Weblog
 山崎豊子著 最近テレビドラマ化された原作。辣腕新聞記者が沖縄返還に纏わる裏取引を暴くが、その元ネタの入手方法が女性関係がらみがあったため裁判で有罪になり新聞記者を辞め放浪の末、沖縄に辿り着いてそこで密約の全容がアメリカの公文書で明らかになる。
 報道、国家権力、個人の権利を含め著者のこの手の読み物を描く力量に感心しました。ドラマでは詳細部分が原作と多少違うところがあったが主演の本木氏が小説の主人公のイメージに合っていました。まあ、阿部寛でもイメージが合うかも知れませんね。「沈まぬ太陽」も日航機事故を題材にしていますがこの小説も過去の事件を題材にしていますね。人間の生き方や人生の機微を感じる小説でした。


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